2006年 10月
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H18.10.01
撮影



 我が町に咲いた彼岸花です。お寺の境内に咲いていました。昨日に続き、秋田で発見(~o~)
彼岸花がこんなに可憐できれいな花だったかと感動しました。
 墓地やお寺の境内で発見、ん・・・・・ん。
まあ、北限の秋田で咲いていることに意義があります。
なんとか、自生に近い土手や田んぼのあぜ道で発見したいと思います。

 彼岸花の発見、私のポリシーに反するのですが、ホームページで知り合った方々や
知人にお願いして情報を求めました。
それで、ようやく、秋田に咲く彼岸花を見つけることができました。
 ある方からの情報です。残念ながら、その方の周りに彼岸花はないそうです。
お嫁さんが富山県の方で、彼岸花は富山県でふつうに見かけるそうです。
今度、富山から彼岸花の球根を取り寄せて植えるそうです。
そして、数年後に彼岸花の群生地にするとか。楽しみです。

 若い頃、宮城県で、夏の終わり、8月に見たのは、はたして彼岸花か自信がなくまりました。
時期的に、たぶん、キツネノカミソリとナツズイセンと思われます。
はるかに遠い昔の話で、記憶があいまいです(~o~)


BQ−1

 彼岸花の帰り、我が町の茅葺き民家を撮りました。
手前は、稲刈りを終えて用済みの案山子です。


BQ−2

 黄金色に色づいて、これから刈り取りです。朝露に濡れて、乾くまで待ちます。


BQ−3

 コンバインで、あっという間に刈り取りは終わります。
刈り取った一部はハサガケにします。天日干しにします。自家製にするなら天日干しです。

BQ−4

 10月4日、秋空の快晴です。
我が町の茅葺き民家、ペットボトルのカザグルマ、風がなくて回りません。
トンボが羽を休めています。


BQ−5

 赤く色付いたナツメです。ご主人が在宅でした。夏に撮った芙蓉の写真を差し上げました。
写真を取り終えて、話が盛り上がり、気が付いたら1時間ほど滞在してしまいました。
帰り際に、旬の栗を頂き、たいへん恐縮しました。ありがとうございました。

BQ−6

 久しぶりにおじゃましました。ちょうどサトイモを洗っていました。
秋田の農村で、年輩の女性に多く見られるハンコタナです。
日よけや汗除けのため、ハンコタナで顔を覆います。こちらのお願いに心良く、写真に
応じて頂きました。ありがとうございました。


BQ−7

 大きな大きな屋根の葺き替えです。ここは、秋田市の郊外、秋田藩の菩提寺、天徳寺です。
茅葺きの本堂は、国の重要文化財に指定されています。
国の指定重要文化財「道草○○」で紹介するのですが、できるだけ多くの方に見て頂くように
10月のショットで紹介しました。本堂の大きさを実感できるよう、できるだけ多く紹介します。


BQ−8

 まるで、垂直にそびえ立つような屋根の勾配です。
大きな屋根の葺き替え、今年は、屋根の側面の半分を葺き替えます。
6年周期で、屋根の全体を葺き替えます。

 屋根の側面の半分を葺き替えのため、使った茅(ススキ)の総量は70〆(70シメ、70丸)です。
70〆 ????  1〆は、10尺(約3m)の縄でススキを束ねた大きさです。
直径が約1mになります。重さは約100Kgです。


BQ−9

 天高く萌ゆる秋、下から順番に葺き替えて、ようやく頂上(棟)まで達しました。
急峻な屋根の勾配が飛行機雲を近く感じます。

BQ−10

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 大きな大きな屋根、実感できるでしょうか。写真でしか紹介できないのが残念です。
入母屋造りの破風が見事です。
5人の職人さんが、屋根の上(棟)の方から下へ順番に刈り込み、仕上げて行きます。


BQ−12

 私も屋根の棟、頂上に登りました。お寺の本堂、天国に一番近い場所です。
あまりの高さに足を滑らして、天国に行かないよう気をつけました。
屋根の急峻な勾配、わかるでしょうか。
松林のはるか向こうに秋田の市街地が広がります。この絶景、このスリルにとても感動しました。

BQ−13

 屋根の棟のところに、杉の枝を差し込んでいます。ただ、差し込んでいるだけです。
縄で縛るようなことはしません。杉の枝の特性で、抜け落ちてきません。
この杉枝、何のために差し込むかと言えば、昔からこのようにしていました。
一種の安全祈願でしょうか。ただの飾りでしょうか。
そう言えば、確か杉の枝で球形にしてきれいに刈り込んで、玄関先や軒下に吊している光景
どこかで見たような気がします。どなたかご存じの方教えてください。
 
 上の写真、親方が弟子に刈り込みの指導をしています。
親方はカタクリの群生地がある西木村の佐藤さん、
弟子は私のホームページで紹介の風間さんです。


BQ−14

 杉の枝を切り添えている親方佐藤さんです。はさみの小気味よい音がなんとも言えません。
佐藤さんの向こうは、断崖絶壁? 入母屋造りの破風です。
 佐藤さんは、19歳のときにこの道に入り、以来この道一筋60年の大ベテランです。
若い風間さんや佐藤さん(下の写真)が一人前になるまで、引退は当分延期です。
東北電力の機関誌「白い国の詩 2006秋号」に佐藤さんのことが紹介されています。
皆さんのお近くの東北電力に行ってご覧ください。確か無料でもらえると思います。



BQ−15

 午後3時の休憩前に、職人さん5人、記念写真を撮らせて頂きました。
右から2番目が風間さん、そして3番目が佐藤さんです。佐藤さんは、28歳の若者です。
しばらく、宮城の会社で、茅職人の仕事をして、昨年、ふるさと秋田に戻りました。
風間さんと佐藤さんの若いふたりが、秋田の茅葺き民家を支えて行きます。
今、やっている屋根の葺き替え、若いふたりにとって貴重な財産・経験です。

 私にとっても、貴重な写真の数々を残すことができました。
今回撮った記念写真、来年以降もずっとこのメンバーで撮れることを祈ります。



BQ−16

 10月10日、特異日、旧体育の日です。雲ひとつない快晴です。
よく晴れたこの日、数日来の寒気の影響で、秋田の名峰、鳥海山が初冠雪しました。
 
 一路、鳥海山を目指しました。朝日に照らされて、雪で薄化粧した鳥海山が輝いています。
秋田は、稲の収穫がほぼ終末を迎えました。
収穫を終えた田んぼでは、早くも切り株から青い新芽が出ていました。
まもなく、渡り鳥が越冬に飛来します。


BQ−18

 茅葺き民家の向こうに鳥海山、手前は収穫を終えた天日干しの稲です。


BQ−19

 ぱっくり開いた実はアケビです。中の実は野鳥に食べられたようです。
里山の中に入って見たら、あちらこちらにありました。20〜30個はあったでしょうか。豊作です。
子供時代に夢中になって取りました。おやつ代わりに食べました。
たくさんあるのに、今どきの子どもたちが夢中になって取ることはないようです。


BQ−20

 自生の彼岸花発見に情熱を注ぎましたが、結局、秋田では彼岸・・・悲願達成なりませんでした。
上はイヌサフランの群生です。花の名前がわからなくて、「山野草写真館」のAさんから
教えて頂きました。ありがとうございました。
家々の庭や土手などに、自生に近い状態で見かけます。栗の木の下でも咲いていました。
花だけ咲いて、葉がないので彼岸花科と思いました。ユリ科の花でした。
イヌサフラン、毒草にもなり、医薬品にもなることを知りました。
彼岸花やキツネノカミソリに似ているかな?
「山野草写真館」のAさんのおかげで、またまた教養・知識が増えました。

BQ−21

 イヌサフランの写真を撮って浮かれていました。上の写真を撮ったとき、悲劇が起こりました。
被写体ばかりが気になって、足元を見ていませんでした。
膝までの長靴を履いていたにも関わらず、限りなく限りなくドブに近い水たまりに落ちました。
長靴の上までありました。どうしようどうしようと思い、一瞬、頭の中が真っ白になりました。
泣くに泣けない悲劇です(*_*) 幸いにしてカメラは無事でした。周りには誰もいませんでした。
不幸中の幸いでした。臭い、臭い、ウウィー・・・これをなんとかしなければ・・・・・。
民家に駆け込もうか?これはできない。恥ずかしい、とてもできません。
周りを見たら用水路がありました。行って見ました。澄んだ水が流れていました。
カメラを安全な場所に置いて、膝上までズボンを履いたまま入りました。水量は豊富です。
澄んでいます。思う存分、洗い流しました。救われました。着替えのズボンはありません。
まあ、濡れていても最悪の危機的状況から抜け出したから良しとしました。
写真を撮り始めて、これで4回目かな。教訓です。写真に出かけるときは着替えが必要です。
このまま、帰路にしようと思いましたが、撮りたい場所があって帰れません。続行しました。
 
 私の鏝絵の先生、氏が個人的に発行する機関誌にこんな記事がありました。
その前に氏について紹介します。氏は蜘蛛の研究家として第一人者であり、
また、歴史・民俗学などの造詣に深い方です。
 氏の蜘蛛の採集や調査の場所は、里山周辺や人里離れた秘境です。
熊が生息し、熊の他にマムシやスズメバチの生息する危険地域です。
危険地域に侵入する氏ですが、ここ30年来、熊に出会ったことがないそうです。
ただ単に幸運だけ?いや違います。
氏の強い思い(信念・おまじない)が危険を除外していると言います。
以下、強い思い(信念・おまじない)は、以外にも歩行法にあるそうです。
信じる信じないは別にして、おもしろいので紹介します。
★★☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
まず両足をそろえて息を整える。そして右足を前に出し、次いで左足を出して右足に合わせる。
これが第一歩。ついで左足を前に出し、続いて右足を出し左足に合わせる。これで第二歩。
また右足を出して左足に合わせる。これで第三歩となり歩行法が完成。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
この歩行法は、我が国では神世の時代から天皇の行幸や勅使の出立に先だって道筋を
清めるため行われていた・・・・・・・★★

 「私のおまじない」という題名で全文を紹介できませんが、もっと詳細を知りたい方はメール
ください。
普段、星占いや姓名判断など信じない私ですが、今回の悲劇を教訓に何かをしなければと
思った矢先、上の記事を読みました。早速、試してみよう。さて、長続きするかな(~o~)

BQ−22

 悲劇の後、撮った写真です。里山に囲まれた田んぼ、稲の天日干し、ハサガケの原風景です。
写真では圧巻のハサガケの風景を実感できないと思いますが、
この風景がとても好きで、貴重で、自分で勝手に日本一と思っています。
残念ながら、最盛期が過ぎていました。


BQ−23

 10月16日、快晴です。東へちょっと出かけました。
ここは、激苦の王様(^O^)、センブリの咲く山里です。たくさんありましたが、ほとんどつぼみでした。
摘み取りには早すぎます。次回、おじゃましたとき、数輪頂きます。


BQ−24

 9月に紹介したショットのその後です。
稲の天日干しが終わり、ホオズキが取り残されていました。
ホオズキの赤い実、食用には適しません。私の子供時代、赤い実を取って遊んだ記憶があります。
女の子の遊具や、お盆には仏壇に飾った記憶があります。
 近くの畑で農作業をしているご婦人に話しかけてみました。ご婦人の家のホオズキでした。
お願いして、数輪分けて頂きました。地下茎ごと、根の付いたままです。
自宅に持ち帰り、早速、庭に植えました。来年が楽しみです。

BQ−25

 ナツズイセン(彼岸花科)が咲いていた民家です。
ナツズイセンが咲いていた場所の近くにイヌサフランが咲いていました。


BQ−26

 茅葺き民家で暮らすおばあちゃんです。三毛猫といっしょです。見えますか?
2〜3年前、モデルさんになって頂きました。
そのときの写真、差し上げたつもりが差し上げていませんでした。
申し訳ないことをしました。きょうもモデルさんになって頂きました。
次回おじゃましたとき、必ず持って来ますと約束しました。
そんな約束をした方が数人いたそうで、話ばかりで頂いていないそうです。私もその一人でした。
なんとなく、不安になり、お礼にCDに収めた写真集を差し上げました。
いつも車に数枚用意しでいます。遠くで暮らす子供さんに送るそうです。


BQ−27

 茅葺き民家の近くに住むおばあちゃんです。コバシの実を収穫しています。
BQ−26の写真のように、刈り取った後、乾燥させ、その後、実を取ります。
コバシ?????、この地域でそう呼んでいます。シソの実に似ていますが違うそうです。
白い実で白ゴマのようです。油にしたり、煎りゴマのようにもします。
 うれしいことがありました。このあと、おばあちゃんおふたりで記念写真を撮らせて頂きました。
次回おじゃましたときには、必ず、必ず、絶対に差し上げなければなりません(~o~)

BQ−28

 10月28日、早朝のどしゃぶりの雨が止み、ときどき、雲の間から太陽の光が
差し込む一日でした。我が町の茅葺き民家を撮りに出かけました。
田んぼの中でファインダーを覗いていたら、偶然に通りかかったご婦人を撮らせて頂きました。
ありがとうございました。

BQ−29

 稲刈りの終わった田んぼです。
遠くに見える民家はケヤキの木と杉の木で囲まれた民家です。


BQ−30

 同じく稲刈りの終わった田んぼです。刈り取った根株から新芽が出てきました。
まれに、また、穂が出ることがあります。出るか出ないかは、冬までの日照時間に寄ります。


BQ−31

 くるくる回るペットボトルのカザグルマです。青々とした葉は大根です。
まもなく収穫です。そして、まもなく、沢庵にするための大根干しが始まります。


BQ−32

 郵便屋さんと茅葺き民家のある風景です。
いつでも撮れそうで、なかなか偶然が重なりません。きょうはラッキー日でした。
唯一、断りなく、勝手にシャッターを押す瞬間です。

 今月のショットはこれで終わります。11月をお楽しみに。

 
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