2006年12月
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 秋田県人の食のこだわり、今年もようやくハタハタ(鰰)の大群が県内各地の沿岸に
産卵のため押し寄せました。ハタハタは漢字で書くと、魚ヘンに神または雷を書きます。
神様の贈り物であり、また、海が荒れて雷鳴がとどろく12月にやってきます。
鱗がなくて白身の淡泊な味で食べやすい魚です。
おいしいハタハタ、末っ子にはまったく人気がありません。
腹に抱いた卵(ブリコ)の食感(ぬめり)が大の苦手です。卵はわたしが食べます。
もう、50年以上?も食べている私と妻にとっては、新鮮な卵(ブリコ)の食感(ぬめり)が
なんとも言えません。

 12月8日、わたしの写真のこだわり、晴れの天気、久しぶりに晴れ間がありました。
車で数分、出かけました。我が町の茅葺き民家です。
写真を撮っている間に、全天が雲に覆われて、あっけなく帰路にしました。



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 12月12日、予報は晴れのち曇り、晴れは午前9時頃まで、その後、曇りです。
予報の外れることを祈って、鳥海山を目指して7時に自宅を出発しました。
 鳥海山はすそ野まで雪で覆われ、里山もところどころ雪で覆われていました。
目的地が近くになるにつれて、田んぼや畑、屋根の上にうっすらと雪がありました。



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 薄日が差していますが、晴れ間はほとんどありません。
鳥海山が見えるこの周辺は雪が一面に覆われて冬景色でした。
天気予報は当たっていました(*_*)9時頃より全天雲に覆われてきて、帰路にしました。残念。



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 天気予報は外れました(^O^)
自宅に戻り、昼食を取っていると、家の中に日射しが差し込んできました。出かけました。
写真を撮っている間にも青空が広がり、午後には青空が全天に広がり、晴天になりました。
きょうは、低気圧が接近して、曇りから雨の予報でした。予報が大きく外れました。
残念。鳥海山をもっと撮りたかったなあ。



 一休み。
 帰路に見つけた大きな大きな柿の木、後方の杉の大木に負けません。
実った柿の数に圧倒されて写真に撮りました。

 わたしのホームページでいつもお世話になっている「山野草写真館」に見事な干し柿の風景が
ありました。見事な見事な干し柿の風景です。芸術的です。下のロゴをクリックしてください。
串柿の里


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 12月15日、全県的に晴れの予報です。なぜか、晴れの予報は、私が向かう方向に
微笑んでくれません。写真を撮っている間、ほとんど薄曇りでした。

 気を取り直して撮った上の写真、初めて紹介する民家と、極めて、極めて稀に撮ることが
できたショットです。沈んでいた気が晴れました。
茅葺き民家の屋根で休んでいる猛禽類の鳶?、鷹?、鷲?です。
たぶん、トンビと思いますが、体全体にあるトンビ特有の縞模様が少ないように思います。
精悍な姿から、タカ、ワシのようにも見えますがわかりません。
私の知人に鳥博士がいます。後日、判明次第、載せます。

 鳥博士に聞きました。トンビでした。
精悍な面構えから、タカかワシの仲間を期待しましたが、トンビでした。(12月21日加筆)

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 またまた、初めて紹介する民家と、極めて、極めて稀に撮ることができたショットです。
作業小屋の軒下に作った大きな大きなスズメバチの巣です。芸術品です。
これほどりっぱな巣、久しぶりに見ました。
もう、全部、巣立ったと思っていたら、巣穴の近くに1匹いました。寒さで動きがにぶいようです。
いずれ、寒さで死んでしまいます。
 家人が在宅でした。以前にも大きな巣を作り、はしごをかけて取り除きました。
取った巣は、大工さんにショウケースを作ってもらい、飾りました。
ところが、家の中に置いたため、全部巣立った思った巣から、スズメバチが出て来ました。
巣の中で冬眠していたのか、あるいは、サナギからふ化したものかわかりません。
これだけのりっぱな巣、また、はしごをかけて慎重に取り除きます。また、飾る予定です。



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 雑木林と杉に囲まれた民家です。玄関先の軒下に干し柿が吊してありました。
そして、薪を積んでいました。後方屋根の青い煙は薪ストーブの煙です。



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 風のないおだやかな日でした。水面に映る茅葺き民家が美しい。
まわりは雪景色でした。この地域では除雪車が何度か出動しました。厳しい冬の到来です。



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 私のこだわりの「追っかけ」(^O^)、郵便屋さんのいる風景です。
やらせでありません。いつも偶然のシャッターチャンスです。
追っかけて、追っかけて、3枚も取ることができました。
いつものことながら本当にありがとうございます(~o~)



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 薪ストーブの煙突から白い煙が出ています。茅葺き民家によく似合います。
よく似合うとは、私の言い分であって、石油が高騰しているとは言え、薪ストーブは手間と労力が
必要です。一度、石油ストーブに変えてしまうと、なかなか薪ストーブには戻れません。



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H18.12.21
撮影

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H18.12.21
撮影

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 小枝にぶら下がっているうす緑のもの、皆さんは見たことありますか。何かわかりますか。
山繭です。蛾(ガ)の一種、ウスタビカの繭です。

 県外で暮らす叔父から手紙が届きました。秋田を離れて50数年なります。
昔の思い出が綴られていました。今の季節、薪造りのため、里山に入ると、あちこちにうす緑の
山繭が目に入ったそうです。そのまわりには桑・栗・クヌギ・コナラなどの木が自生していました。
当時、見向きもしなかった山繭、その後、叔父が読んだ本の中に、山繭で紡いだ絹織物が
最高級の絹織物になるとあったそうです。

 叔父孝行の私(^O^)、叔父のために山繭を発見したいと思いました。
荒れ果てた里山で、はたして山繭が発見できるか、あるのか、愛犬をお供にして出かけました。
以前、見たことがあったから、たぶん、見つかるかもしれない、そう期待しながら
近くの荒れ果てた里山に入りました。里山は人の手が入っていません。
里山と言うよりは、もう、原野に近い状態です。愛犬と藪の中をかき分けて入りました。
里山の雑木林の中を、上に行ったり、下がったり、横に行ったりと、約2時間探しました。
疲れました。諦めて帰路にしました。やっぱり、そう簡単に見つからない。人生甘くないな(~o~)
 
ヤブツバキが自生地している遊歩道を帰りました。 もう、ヤブツバキが咲いていました。
南向きの陽当たりの良い場所で咲いていました。
遊歩道沿いの雑木林を注意深く見て帰りました。広葉樹はほとんど葉が落ちています。
葉の付いている木も、葉は茶色です。逆光に小さな緑の葉が見えました。
おかしいな?、今の季節、広葉樹に緑の葉、よくよく見ると山繭でした。
遂に発見。やったー(~o~)(^O^)(~o~)(^O^)(~o~)   写真に撮った後、家に持ち帰りました。
撮った写真、年賀状代わりに叔父に送ります。

山 繭 山繭についていろいろネットで検索してみました。

 ◆ヤママユガと呼ばれる天蚕は、日本を原産地とする大型の野蚕の1種で、カイコに比べ、
   天蚕の幼虫は大きく、体重は2倍ほどもあり緑色で美しい。天蚕の吐き出すシルクは
   天蚕糸と呼ばれ、超高級の野蚕糸として珍重され、繊維のダイヤモンドと呼ばれている。
   価格も極めて高く、カイコから作る絹の数十倍の値段がつく。その昔、西国の大名が
   今の広島を通過するとき、ここの名物である天蚕の織物を求めた・・・・・・・・・・・・・・・・。◆

  叔父の手紙の内容は本当でした。
ということは、私はダイヤモンド1個発見したことになります(^O^)(^O^)(~o~)
また、愛犬をお供に、里山に入ろうかな(^O^)
 現在、広島市の「山繭の里」で 天蚕糸の復活を試みています。
上のロゴをクリックしてください。
 
H18.12.21
撮影

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H18.12.21
撮影

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 玄関の壁に飾った山繭です。赤い実も里山で取りました。
器はアケビヅルで作った一輪挿しです。私が作りました。どうして、玄関に飾ったか?
縁起物です。昔、昔、私の地域では、真冬になると、この山繭を幼児の着物の襟に付けました。
たぶん、子どもが健康で、風邪を引かないようにという意味で付けました。
日本人が冬至にカボチャを食べると風邪を引かないのと同じ意味でしょうか。
もうちょっと深い意味があって、一種の魔よけ的な意味があるのかもしれません。
いつの頃からこういう風習があるのか、その起源はわかりません。
今の時代に山繭をつけるような風習はありません。
家内安全、無病息災を祈って玄関に飾りました。

H18.12.29
撮影

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 12月23日、山繭についていろいろ学習しました。前回は、里山をやみくもに探し回りました。
ウスタビカの食葉、コナラ、クヌギ、クリなどの樹木を重点的に見て回ることにしました。
  お供の愛犬と里山に出かけました。葉が落ちて、コナラ、クヌギ、クリの違いが
よくわかりません。前回、山繭を取った木を参考に探すことにしました。
結果は、絹のダイヤモンド3個を探し当てました(^O^)(~o~)(^O^) 実は、もう1個発見。
残念無念、樹冠約10メートルのところにあって取ることができませんでした。
おもしろいことを発見しました。山繭の幼虫は、縄張りがあるのか、1本の木に1個しか
発見できませんでした。1本の木に2個見つかることはないようです。

◆ 1本の木に1個の私の説、覆りました。12月27日、1本の木から2個見つかりました。
30センチも離れていない非常に近い位置にありました。その木は桜でした。
ネットで調べた結果では、食葉の中に桜はありません。
1本の木に2個、食葉が桜と、早くも、これは新発見・新説になりました(私にとって)(^O^)
(12月27日 加筆)◆                      

 取った山繭、家に持ち帰り、早速、飾りました。上がその写真です。
鮮やかな黄緑の山繭3個の他、1個だけ、うす黄緑の繭を取ることができました。
鮮やかな黄緑とうす黄緑の繭の違いわかりません。今後、いくつまで増えるか楽しみです(^O^)

※ 12月24日、午前と午後2回、愛犬をお供に里山に出かけ、4個発見、うち3個取りました。
 合計7個になりました。

※ 12月27日、4個発見、うち2個取りました。合計9個になりました。

※ 12月29日、1個発見、27日に発見の2個取りました。
 1個は長いロープを輪投げをして、もう1個は素足で木登りして執念で取りました。
 合計11個です。わずかな期間に11個も取れて、豊かな里山を実感しました。



 ウスタビカの繭  ロゴをクリック

 ※   「ウスタビカの繭」と「ヤママユガの繭」の総称が「山繭」だと思っていました。
    知人のF氏から写真と解説を頂き、写真をお借りして載せました。
    私のウヤムヤの知識がなんとかすっきりしました。ありがとうございました。
                              【19年1月10日、加筆・訂正】



  ヤママユガ(天蚕)の繭 ロゴをクリック

    ※  「ヤママユガの繭」が、俗に言う「山繭」でした。
    上の写真が「繊維のダイヤモンド」、最高級の絹になるヤママユガの繭です。
   現在、私の採集数は2個です。【19年1月10日加筆・訂正】
 


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 12月26日、秋田で、今年最後の晴れと思われます。今年、最後の写真?
秋田は昨年の大雪から、今年は、今のところ雪の少ない12月です。我家周辺は積雪ゼロです。
 
 我町の茅葺き民家、我家から内陸部へ2〜3キロ入ります。
日陰の部分や田んぼにうっすらと降り積もっていました。昨夜、降り積もったようです。
 おばあちゃんが外で農作業中でした。しばらく、お話しました。
フィルムの時代から約6年も撮り続けた民家です。
今年で終わりと言うことはないので、また、来年もお願いしました。
 山繭の話題になりました。山繭は高価な絹織物となりましたが、秋田で、養蚕が盛んだった時代、
山繭を養蚕業にしていた記憶はないそうです。また、自然の山繭を取って、紡ぐには充分な収量が
ありませんでした。
山繭が養蚕業として成り立っていたのは、広島県や長野県の一部だったのでしょうか。
 私の生家とおあばちゃんの生家で、約20キロの距離があります。
やはり、おばちゃんの地域でも山繭は「魔よけ」として、幼児の着物の襟に結んでいました。
この風習が、秋田県内どこの地域でもあったのか、写真を撮りに行った先々で聞いてみたいと
思います。
里山の宝石(鮮やかな黄緑の繭を、私が勝手に命名しました。)
「山繭」で村おこし、山繭で里山の再生、子どもの総合学習、大学生の論文などなど、
いろいろやってみたらおもしろいと思いました。私が協力します。

 最新のショット、足掛け4年続きました、たぶん、5年目と続く?
四季折々の茅葺き民家(鳥海山・集落・・・)の更新は一向に進みません。その1、その2・・・と
続く予定でしたが停滞しています。新年以降、更新・・・・・・します(^O^)


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