2007 10月
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CK−1

  今年もやって来ました。センブリの群生地に。超激苦の薬草です。
比較的、日当たりが良くて水はけの良い草地に自生します。
観賞用の山野草として鉢植えにしたいほど可憐です。
この場所でなくても自生地は県内各地にあります。
自生地の向こうに茅葺き民家がある風景、ここの他多くありません。
残念ながら、背丈が低く、いっしょに撮ることはできません



CK−2


CK−3

 私の憧れのショット、彼岸花と茅葺き民家、今年も撮ることができませんでした。
 上は、秋に咲くイヌサフランのある民家です。春に福寿草、カタクリ、イチゲソウ
夏はナツズイセンを撮った民家です。

 秋の空、澄み切って、天高くなりました。竹箒で掃いたような高層雲の雲です。
澄み切った青空と茅葺き民家の風景を見ているだけで、心がリフレッシュします。


CK−4


CK−5

 今年もやって来ました。ホオズキのある風景です。
となりの山野草は、ノコンギク、ユウガギク、ヨメナのどれかでわかりません。
CK−5は、CK−4の遠景です。



CK−6


CK−7

 刈り取った稲の天日干しと、乾燥し終えた稲の脱穀作業の風景です。
もう、遠い昔に失われた風景が、秋田の今の時代にあります。時間がゆっくり流れています。
この地域周辺は日本一(私の勝手な思いです)の天日干しの風景があります。続きます。



CK−8


CK−9

 天日干しの風景、その2です。



CK−10

 天日干しの風景、その3です。



CK−11

 今年の里山は豊作です。「道草21」で紹介したようにいろんな物が豊作です。
近くの公園を散歩すると、クヌギやカシワのドングリが豊作です。
信じがたい光景があります。なんとクヌギのどんぐり、愛犬がポリポリ食べています。
まるでリスのようです。毒でないので敢えて止めません。

 里山へ栗拾いに行った帰り、私のお友達のおばあちゃんに寄りました。
畑仕事をしていました。約1時間ほど楽しい会話をすることができました。

 おばあちゃんと私の教養講座、秋田の鏝絵に始まり、山形の銀山温泉、山形の鏝絵の
話まで及びました。
話は、山繭の話から里山の話になりました。栗拾いの里山に石仏があります。
山道の中腹にあって、手入れが行き届いています。石仏そのものは珍しいものでありません。
そこを通る度、なぜ、その場所に鎮座しているのかとても不思議でした。
きょう、おばあちゃんとの会話で、やっとその疑問が解けました。
 皆さんは「楢山節考」の映画、知っていますか。映画の舞台は長野県です。
その映画、私は観たことありませんが、口減らしのため、息子が老いた母親を背負って
姥捨て山に捨てに行く物語です。
その風習、長野県の一部だけの風習でなく、藩政時代は全国的にあった風習でしょうか。
私が見た石仏の場所は、その昔、まさにその姥捨て山だったのです。
一瞬、その話に言葉を失いました。青ざめました。
そう言えば、かつて、藩政時代、私の町にもその風習があったことは、中学時代の歴史の先生から
聞いて知っていました。(我が町の郷土史の研究家でもありました)
でも、その場所がどこなのか知りませんでした。
石仏の付近は雑木林ですが、すぐ近くは断崖絶壁になっているそうです。
姥捨て山に関する古文書・記述はどこにも残っていません。
それは、我が町の小藩にとって、おおやけにできない負の遺産だからです。

 一部の地域、台風で稲作の被害がでました。
全県的にみれば、天候にも恵まれて今年の秋田は米が豊作でした。里山も豊作でした。
 かつて、そんなに遠くない昔に、我が町にそんな風習があったことを知る人も少なくなりました。
平成の米パニック、平成5年さえ、風化しつつあります。
今年の自然の恵みに感謝です。



CK−12


CK−13

 10月16日、早朝、張り切って6時に出発しました。目指すは鳥海山。
初冠雪のニュースがあったからです。遠望の鳥海山、頂上が雲に覆われています。
いよいよ、撮影ポイントに近づいたら頂上が見えました。それは一瞬のことでした。
以後、頂上だけ雲に覆われ、鳥海山は諦めました。

 朝、早かったため、私の影がじゃまです。でも、短くなるまで待つほど、悠長に待つ気は
ありません。自分で自分を撮ることもないのでそのまま撮りました。



CK−14

 お寺の山門から見える茅葺き民家が失われて、もう、4〜5年なるでしょうか。
こちらは、神社の鳥居から見える茅葺き民家です。最近、葺き変えたばかりです。
屋根の頂上部も新しくしました。昔ながらの作り方で感激しました。



CK−15

 もしも、鳥海山の頂上が見えていたら、この写真はなかったでしょう。
私の憧れの花、彼岸花が咲く民家です。以前にも何度もおじゃまして撮っている民家です。
まさに偶然の発見でした。これだけ、見事に咲く彼岸花、秋田で初めて見ました。
秋田では撮れないと思っていた彼岸花と茅葺き民家のショットが初めて撮れました。
 欲を言えば、向かって右側の建物がなければ、民家全体を撮ることができました。
さらに欲を言えば、田んぼのあぜ道や土手の法面にあればと思いました。
この彼岸花、以前は数輪ずつバラバラに咲いていた物を、ここに暮らすおばあちゃんが
一箇所にまとめたものです。天候に恵まれて、今年が一番見事に咲いたそうです。
やっと願いが叶いました。



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 手前の実、ナツメの実です。奥に見える赤い実は、千両?万両?です。



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 竹の緑が眩しい民家です。




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 私の鳥海山の初冠雪、何度か途中まで行って引き返しました。
ようやく撮ることができました。初冠雪を観測してから2週間前後過ぎています。



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 茅葺き民家の写真をほどほどに、鳥海山の絶景をゆっくり眺めることにしました。
紅葉、今が見頃です。間近に見る鳥海山に感動しました。
写真は芸術性を追求していません。見たままシャッターを押しただけです。


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