2008 9月
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CX-1

 私の写真の主役は茅葺き民家とそこで暮らす人々の営みです。
人のある風景は魅力的ですが、郵便屋さんを除けば、あまり大きな画像で公開できません。
 その点、私の写真の名脇役として季節の花と並んで重要な位置を占めるのが動物や生物です。
大きな画像で公開できます。

 上は、後方の民家を夢中で撮っていたら、突然、現れて、私の前で寝ころんだネコさんです。
あわてて、シャッターを切りました。人懐っこいネコさんでした。
モデル料を払うから、そのまましばらく居座ってほしいと引き留めましたが、まもなく立ち去りました。
信用されなかったようです。残念。

CX-2

  赤トンボの季節、行く夏を惜しむようにススキに留まっているオニヤンマです。
羽が傷んでいる他、朝露にも濡れて、弱々しい感じです。

CX-3

 黄金色に色づいた田んぼの上を多くの赤トンボが舞っていました。
上は、「田の神」の石碑で羽を休めている赤トンボです。そっと近づいてなんとか撮った一枚です。
また、留まりに来るかと待ちましたが来ませんでした。

CX-4

 なかなか待っても来ない赤トンボに、近くの堰を覗き込んで見ました。
大きなトノサマガエルがたくさんいました。
捕まえてモデルさんになってもらおう、「茅葺き民家と田の神とトノサマガエル」いい写真です。
動きが早くて簡単に捕まりせん。捕まえても石碑の上でおとなしくポーズを取ってくれる期待は
持てません。諦めて堰を覗き込んで見るとアマガエルがいました。
トノサマガエルほどの俊敏さはなく、またまた、モデルさんになって頂きました。

CX-5

 名脇役の中で、もっとも撮りづらいのが蝶々さんです。
次から次へと忙しく飛び回り、なかなな一箇所でじっとしてくれません。
なんとか撮れたキアゲハです。後方の主役、屋根の破風が隠れて残念です。

CX-6
CX-7

 涼を感じる青のアサガオと、行く夏を惜しんで咲く?赤のケイトウ、ハケイトウ、百日草です。

CX-8

 春に福寿草の咲く土手です。雑草の中にホオズキが埋もれていました。
紫の花は、秋の七草、クズの花です。近くの畑で農作業するおばあちゃんがいました。
しばらくお話しをしました。
埋もれたホオズキ、勿体ないから、来年は雑草の草刈りをさせて頂くようお願いしました。

CX-9

 コスモスの咲く民家です。6月におじゃまして以来です。
最近、前面の屋根を葺き替えて化粧し直したばかりです。職人さんは、「秋田の茅手さん3」で
お馴染みのS氏とK氏です。
 家人が在宅で、真新しく化粧し直した屋根の美しさに感激していました。
手掛けたS氏も良い出来映えだったと、自分を誉めていたそうです。

 
CX-10

 同じくコスモスの咲く民家です。以前、NHKで紹介のあったフリーソフトを使って写真を絵にして
みました。フリーソフトの中にはいろんな画家がいて、まずは、私の好みの画家で描きました。
 いつも写真でのお礼でしたが、絵にしてプレゼントするのも良いかなと思い、
以前に撮った写真を絵にしてプレゼントしました。好評でした。
 おじゃましたとき、ご夫婦が在宅で、ここでもしばらくお話しすることができました。
テレビで紹介されて以来、多くの来訪者があるそうですが、一時に比べて少なくなったそうです。
近くの方も遠くの方も大抵の方は、一シーズン撮れば満足するようです。
 私の場合はちょっと違うのかなと思います。訪れた日が変われば、同じ場所に行っても
新しい感動が生まれます。そこに行って、そこに立つだけで癒しの時間です。
また、そこで暮らす方々と写真を通して親交を深めることが何よりも至福の時間です。

CX-11

 私にとって、そこに行って、そこに立つだけで、至福の時間になる風景のひとつです。

CX-12

 黄金色に色づき、重く垂れた稲穂です。まもなく、秋田は稲刈りが始まります。

 昨今、環境の激変で、日中の高温が夜になっても続いて、高温障害で米が実らなくなると言う
報道を耳にします。一方では、全国的に豊作で余剰米○○トン出るとか報道されています。
実りの秋、収穫の秋は、喜びの秋であってほしいと願います。

CX-13

 快晴の予報で、鳥海山方面に久しぶりに出かけました。
この時季の鳥海山は、雪がほとんど解けて遠くから見るとご覧のように単調な淡い青です。
鳥海山として写真も単調です。

 稲の花の開花期に、昼間の高温状態が夜間まで続くと、高温不稔と言う障害が出て、
受粉できず米が実りません。NHKのドラマ、「お米のなみだ」で知りました。
北海道、東北の北3県を除いて、全国で報告されているそうです。
 鳥海山の見えるこの地域は、まわりが山々に囲まれて盆地になっています。
このため、夏の最高気温が他の地域に比べて2〜3度ほど高い自然環境です。
黄金色の重く垂れた稲穂を見て安心しました。まもなく刈り取りです。

 稲の高温障害は知っていましたが、高温不稔という言葉、初めて知りました。
私の四季を見る目、田んぼを見る目が少しずつ変わって来ました。

CX-14

 手前に季節の花を入れるのは、私のワンパターンの構図です。
昨年まで漫然と撮っていた四季の風景、今年から少し意識が変わりました。

 鳥海山をはるか向こうに見て、手前は、秋の七草、ススキ、クズ、そして藤袴(フジバカマ)です。
目を凝らして見ると、少しだけ白い山肌があります。万年雪です。
暑い夏を乗り切りました。初冠雪があるまで解けずに持ち堪えてほしいと願います。


CX-15

 重く垂れた稲穂に赤トンボです。また、イナゴがたくさんいました。
このイナゴ、採って食べる食習慣、私にはありませんでした。
佃煮にすると美味ということですが、食べた記憶がありません。
私の育った地域では食べる習慣がありませんでした。

CX-16

 快晴と思われた天気は、雲の多い天気で鳥海山も雲で覆われてしまいました。

 コスモスの向こうにソバ畑が広がります。陽ざしの強い中、この場所で1時間ほどいました。
コスモスとソバの花を撮っていました。

CX-17

 稲の天日干しをしている風景です。遠くから「すみませーん。モデルさんになってください」と
お断りしてから撮った写真です。天日干しの向こうに、ハサ掛けの終えた風景が広がります。
私の田舎では、天日干しをハサ掛けと言います。
たぶん、稲を横棒に挟んで掛けるからハサ掛けと言うんだと思います。
天日干しは、他に1本の木に積み上げてゆく穂積(ホニョオ)掛けがあります。
写真を終えてから仕事のじゃまと思いながら、お話しさせて頂きました。
皆さん、元秋田美人の方々で楽しくお話しすることができました。ありがとうございました。

CX−18
CX-19

 太陽を背にして撮った私です。ここでもまもなく天日干しの風景が見られます。
CX−19は、1ヶ月半前の未公開の写真です。サービスです(^O^)

CX-20

 私の垂涎の花、彼岸花(曼珠沙華)の自生地です。やっと出会うことができました。
数年前から自生地があると聞いて県内各地を回りました。でも、人の手が入らなくなった自生地は
荒地に変わり、笹薮や雑草に覆われていました。彼岸花(曼珠沙華)の自生に適していません。
 この近くで彼岸花科のナツズイセン(2008年8月、CW−24)を撮ったとき、
彼岸花(曼珠沙華)の自生地があると聞きました。半信半疑でしたが本当でした。
感激のショットです。CW−23のおばあちゃんに感謝です。
私がこれまで見た彼岸花(曼珠沙華)の中で、初めての自生地であり、規模も最大です。

CX-21

 消化不良になりそうな写真です。彼岸花の左側にCX−20の自生地が広がります。
彼岸花の向こうに茅葺きの納屋があります。どう、カメラを動かしても納屋の全体が写りません。
全体が写る場所に彼岸花が咲いていません。
 私の垂涎のショットは、田んぼの畦道や法面一帯に彼岸花(曼珠沙華)が咲いている向こうに
茅葺き民家のある風景です。たぶん、秋田では撮ることのできないショットです。
 2007年10月、CK−15に、彼岸花(曼珠沙華)が咲いている向こうに茅葺き民家のある
風景を初めて撮ることができました。残念ながら最後のショットでした。今年、その民家は解体し、
建て替えました。

CX-22

 さらに消化不良を助長しそうな写真です。
彼岸花と納屋全体が撮れなくて付近を探索してら現代風の納屋の脇に見事な彼岸花が咲いて
いました。そして、その向こうに茅葺きの納屋がありました。
彼岸花は自生地から移植したと思われます。
逆光の上、やはり、茅葺きの納屋の全体が、カメラをどう動かしても写りません。

CX-23

 百日草の上で舞うアカタテハ?(図鑑によれば)です。
ようやく撮れた一枚です。難儀の一枚です(^O^)(~o~)(^O^)
CX−22,23の消化不良の写真2枚、そのうっぷんを晴らしてくれた一枚です。

CX-24

 鳥海山に初冠雪がありました。平年より、10日前後、早い初冠雪です。
上は初冠雪から3日目の写真で、3日目に晴れて、やっと撮れた鳥海山です。

 鳥海山に異変
 里山の向こうに雄大に見える鳥海山、自転車に乗っているご婦人がとてもも気持ち良さそうです。
一見、いつもの秋と変わらぬ風景と思われますが、今年、鳥海山周辺に大きな異変がありました。
 CX−16の写真を撮ったとき、すでに異変が始まっていました。
ブナの葉が茶色に枯れているのです。紅葉ではありません。
原因はブナハムシと言うブナの葉を食べる虫です。初めて聞いた名前です。
新聞報道で知りました。このブナハムシという虫が大発生してブナの葉を枯らしているのです。
その被害は鳥海山全体に及んでいる?と言われ、あちらこちらで枯れているブナの葉を
見ることができました。今のところ、ブナの木が枯れるまでは至らないそうですが、
来春、新緑に覆われたブナが見られるのか心配です。

CX-25

 更新前に撮った写真に鳥海山が写らず、写真を入れ替えました。
赤トンボが留まっている手前の植物は大輪、ヤマユリの種子です。
赤トンボの向こうに茅葺き民家があり、そして、その向こうに初冠雪の鳥海山です。
短い写真歴の中で、初めての組み合わせショットでした。

CX-26

 いつものように「すみませーん。ハサ掛けの風景撮らせてください。モデルさんになって
ください」とお断りしてから撮った写真です。ありがとうございました。
おふたりで阿吽の呼吸です。

CX-27

 CX−26、ハサ掛けの風景を撮った後の一枚です。茅葺きの母屋と納屋など全部で
4戸写っています。
秋田県内でも茅葺きの建物が4戸いっしょに撮れるショット、多くありません。
ここと、あそこと、あとは?????。

 9月のショット、これで終わりです。

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