2009 9月
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KM−1
KM−2

 梅雨明けの発表がないまま夏を迎え、天候不順で稲の作柄が心配されました。
その後、天候にも恵まれて、稲穂がこがね色に色づき、重く垂れてきました。
まもなく収穫が始まりそうです。収穫が終わるまで台風の来ないことを祈ります。

 私の体調もなんとか90%まで回復し、また、本格的な活動の再開です。
KM−3
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KM−7

 9月に入り、コスモスの見頃を迎えました。
私の夏のこだわり、白い大輪のヤマユリ、ソバの花を撮ることができず、
その反動から一挙に5枚公開です(^O^)

KM−8

 秋の七草、萩です。里山のどこでも見ることができます。

KM−9

 おばあちゃんとお孫さんです。
ちょうどおじいちゃんも在宅で、お願いして3人いっしょに撮らせて頂きました。
とても微笑ましい写真を撮ることができました。ありがとうございました。

KM−10

 彼岸の頃、ようやく咲き始めた彼岸花(曼珠沙華)です。
いつ咲くのか楽しみで、今月だけでも何度か訪れていました。

KM−11

 この日は妻を同行しました。物珍しそうに熱心に見ています。
関東以西でカタクリの花が珍しいように、秋田で彼岸花(曼珠沙華)は
珍しい花です。


 一休み
 ここにも彼岸花が咲いていました。私の生家の近く、本家の庭で咲いていました。
この彼岸花、なんと遠く四国愛媛県産です。
私の生家の集落から四国愛媛県に嫁いで行った幼なじみが、私の本家に
彼岸花の球根を送ってくれて、数年前から毎年、花を咲かせています。
愛媛県産の彼岸花が秋田でも咲いています。
彼岸花の日本海側の北限が秋田県でしょうか。
私の町がその北限と言われたことがあります。さらに適地が北上しているのか
私の町より北にある県都秋田市でも見たことがあります。

KM−12

 彼岸花の上を舞うアゲハ蝶です。偶然、撮れた写真です。
今月、彼岸花の咲き始めからこの場所へ訪れたのが6回になりました。
蝶が撮れたのは、6回のうち、このとき1回だけです。
主役の茅葺き造りの納屋全体が撮れず、少々残念な画像です。

恐いお話 (*_*)
 今月、6回訪れたこの場所で、4回目のとき、2匹のヘビさんに遭遇しました。
写真を撮ろうとしたら草むらにいました。1匹はシマヘビでした。
なんか草むらでガラガラと音がします。姿が見えないけどヘビがしっぽを振る音と
わかりました。ヘビが攻撃モードの体勢です。逃げようとしましたが、あまりに
突然のことで足が固まり動きません。姿が見えず、マムシかと思うとぞっとしました。
幸いにして向こうが先に逃げてくれました。良かった、良かった。
さて、見えなかったヘビさん、マムシ? たぶん、つがいのシマヘビでしょう。
同じ場所でシマヘビとマムシの共存は、たぶん、ないでしょう。

 恐怖の体験を何人かの方にメールしたところ、大きな反響がありました。
F県の方からは、今年、F県でマムシに咬まれ、女性の方が亡くなったそうです。
また、県内在住の方から紹介して頂いたホームページは、つまらないことで
大怪我をした私の今後の行動を戒める意味で、非常に参考になりました。
毎年、全国でマムシに咬まれて亡くなる人は10人前後、ハチに刺されて
亡くなる方は、もっと多くて30人前後もいるそうです。

 話は長くなるけど、さらにマムシの話です。
昔、私の育った小さな集落で、農作業中にひとりの女性がマムシに
咬まれました。医者に診てもらいましたが、血清のない時代で有効な手当がなく
咬まれた場所から毒を絞り出すことぐらいしかできませんでした。
医者に診せたのが遅かったこと、血清のない時代のことでなかなか良くならず
一時、危ない時期もありました。幸いにして命は助かりました。しかし、咬まれた
中指が変形して不自由になりました。私が小さい頃、その話を聞いたとき、
すでにおばあちゃんでした。その後も元気で70歳代か80歳前後で他界しました。
 先日、そのおばあちゃんの家へ行って来ました。
もう、おばあちゃんは他界し、その息子さんがいました。息子と言っても
私より年上で70代後半です。マムシに咬まれた話を聞くと私の記憶と異なる
部分があり、今となっては数十年前のことでわかりません。
でも、興味のある話をたくさん聞くことができました。紹介します。

 小さな集落にもかかわらず、マムシに咬まれた人が数人いました。
咬まれたその後も皆さん完治して元気です。
私の育った集落の皆さんは、代々に渡って言い伝えられて
マムシに咬まれたときの応急措置を知っていました。

 ハチに刺されたときのように異様な激痛はないそうです。
痛いという感覚よりも「一瞬、チカッー、チクッー」という感覚だそうです。
咬まれたとき、その上部を縛って毒が体中に回らないようにして、できるだけ
毒を絞り出して応急措置をしました。そのうえで病院に行って助かりました。
咬まれてからしばらくの間は意識障害はないそうです。
意識障害にならないうちにできるだけ早く病院に行くことです。
(それぞれ人によって個人差があると思いますので注意してください)

 咬まれた人の中には強者がいて、マムシにわざと咬まれて子どもたちに
見せた大人もいたそうです。体質によって個人差があるのでしょうか?
皆さんは絶対まねしないでください。

 また、悪ガキふたりが近くの他人の畑に、夜中、スイカ泥棒に行ったそうです。
その畑で、悪ガキのひとりがマムシに咬まれてしまい、応急措置をして
病院に行って助かりました。もちろん、目的のスイカは窃取できませんでした。

 また、ある人はヘビの繁殖期、交尾の時期に一カ所で20匹前後のマムシを
発見したそうです。あまりの恐怖に全部殺してしまったそうです。
その後、恐怖の体験とヘビの殺生で、しばらく寝込んでしまったそうです。
 恐いけど、気持ち悪いけど、こちらがイタズラしないかぎり、相手が攻撃して
来ることはありません。私も自戒したいと思います。
 ヘビは視力が弱く、熱を感知して飛びかかって来ます。だから農作業や
山菜採りのときは、できるだけ素肌を出さない工夫が必要です。

 今回、F県でなくなった方は、咬まれたときの応急措置が遅かったか、
あるいはしなかったか、さらには、咬まれたとき、あまり痛さがなくて深刻に
考えず、腫れて来てから病院に行って、治療の措置が遅れてしまったことが
命を失う結果となったようです。
◆◇◆続報です。F県でなくなった方の概要がわかりました。
昼頃、草刈りをしていたとき、「一瞬、チクッー」としたそうです。
何に刺されたかわからず、それがまさかマムシだとは思わずに自宅に
戻りました。その後、夕方になって、娘さんが母親の腫れた腕を見て
何かおかしいと思い、近くの診療所へ連れて行きました。
そこでも、まさかマムシに刺されたとは言わず、簡単な治療をして戻りました。
ところが徐々に全身に毒が回り、様態が急変したため、総合病院に入院して
診察の結果、やっとマムシに咬まれたことが判りました。
全身に毒が回って、腸に血が貯まり、緊急手術をしましたが間に合わず、
亡くなりました。亡くなったとき、顔や全身が腫れ上がっていたそうです。
ご冥福をお祈りします。                   (10月1日加筆)

 皆さんは、マムシに咬まれたときの初期の応急措置わかりますか。
また、一目見てヘビの種類がわかりますか。
 一時期、私の妻は子ども図鑑を見て、ヘビの種類の勉強をしていました。
保育園に勤め、こどもたちの散歩で野道を歩く機会が多いため、
いざというときのための危機管理です。
図鑑では分かりにくいため、私と出かけたとき、現物を見せるように
心掛けています。指導?しています。
 ちなみに、私はオオスズメバチ、コスズメバチ、クマバチ、アシナガバチに
刺された経験はありますが、マムシに咬まれた経験はありません。
 私の地方では、アオダイショウ、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシの4種類です。
さらに、日本中が探しているツチノコヘビがいるかわかりません(^O^)
(※ マムシに咬まれたときのため、もっと詳しく知りたい方は
  上のロゴ「恐いお話」をクリックして参考にください)

 
 ◆◇◆続報です。私の職場にもマムシに咬まれた経験の人がいました。
山菜採りをしていて咬まれました。軍手の上から咬まれました。
一瞬、チクッーとして何が起きたかわからなかったそうです。草むらを見たら
マムシがいたので咬まれたことがわかりました。初めて咬まれましたが、初期の
応急措置を知っていました。右手の甲を咬まれ、小さな出血があったそうです。
【マムシの毒牙は2本で、咬まれたところに2本の毒牙の痕跡と出血が
残ります。一瞬、何に咬まれた判らないときの判断材料になります。
通常、ハチや蚊に刺された場合の痕跡は1箇所で出血はありません。】

右手の上腕部を手ぬぐいで止血して病院まで車を運転して行きました。
マムシに咬まれたことをなかなか信用してもらえず、診察した医師はネットで
マムシの画像、治療等を確認したそうです。血清は、次回に咬まれたとき
使えず、ブドウ糖で点滴して毒を尿から排出しました。
咬まれた部分を切って、そこから血といっしょに毒を摘出しました。
4日間入院しました。入院中、ズッキンズッキンと痛みが徐々に増して
手がグローブのように腫れました。
毒は初期の止血のおかげで右手から右側の胸部・脇腹付近まで
回っただけで済みました。全身に回らず、重傷にならずに済みました。
 
 グローブのように腫れた手、私も過去に何人か見たことがあります。
海でオコゼに刺され、腫れ上がった人たちです。
そのオコゼを、私もヤスで突いて捕まえたことがあります。
「やったぞー」という気分でしたが、その後、どう食べたか忘れました。

 写真を始めてから年間数十匹のヘビに遭遇し、オオスズメバチは
近くの公園のクヌギの木で樹液を吸っています。
昨年、久しぶりにその公園でコスズメバチに刺されて痛い思いをしました。
野山を駆け回って遊ぶことが少なくなった現代っ子、ハチに刺された経験や
ヘビに遭遇することも少なくなりました。
たわいもないことで大怪我をしたことは私の人生の想定外でした。
マムシに咬まれたり、オオスズメバチに刺されることは想定の範囲です。
我が子を含めて若い人たちに教えたいと思います。(9月30日加筆)

 長々と私の駄文にお付き合いありがとうございました。

KM−13

 KM−12の蝶と同じ蝶です。最近、やっと連写機能を覚えて、何枚か連写した
中の一枚です。KM−12と同じく、主役の茅葺き造りの納屋全体が撮れず、
少々残念な画像です。
でも、秋田の地で、茅葺きと彼岸花と蝶を撮ったの、私が最初かも?
勝手にそう思うとうれしくなります。

KM−14
KM−15

 9月下旬に入って、県内各地で本格的に稲刈りが始まりました。
稲刈りを横に見ながら郵便屋さんが通りました。一瞬のことで、コンバインの
作業といっしょに撮ることができませんでした。

KM−16

 今月最後のショットです。
郵便屋さんと同じく、いつも無償で私の写真のモデルさんになってくれます。
思いがけない出現にもかかわらず、十数枚撮ることができました。その一枚です。


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