2010 3月
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 上は2月に咲いたマンサクの花、例年になく早く咲きました。
まんさくの花は、春に他の花に先駆けて咲きます。 ”まず咲く花”ということで
だんだん ”まんさく”になったらしい?
その後、秋田の里山の花木は白いコブシの花と続きます。
実は、秋田の里山で一番早く咲く花は上のヤブツバキの花です。
私の地域ではヤブツバキの群生地が里山の至るところで見ることができます。
1月(2004年1月をクリック)に早くも咲いています。元旦に咲いていたと
いうことは、前年の12月にもう開花しているということです。

 話題を変えますが、先月のアップで書き足りなかったことがあります。
2003年1月以来、牛歩的アクセスにもめげず、ずっとアップしてきました。
昨年は思わぬ大怪我をしてしまい、毎月のアップが危機でした。
マンネリ化のホームページ、変わり映えのしない写真と私の駄文など、
それでもアクセスしてくださる皆様に感謝です。
 感謝の一番は茅葺き民家に暮らす方々です。写真が縁で多くの出会いが
ありました。その出会いを大切にしたいからずっと同じ場所を撮り続けています。
 先月、ある茅葺き民家におじゃましたときのことです。昨年、おじゃましたときは
残念ながら不在でした。今年は在宅でした。1年半ぶりに再会したでしょうか。
80歳は過ぎました。とても明るくお元気でした。1時間ほど滞在しました。
帰り際にどうしてもおみやげを差し上げたいからと、おみやげを頂きました。
そして、雪模様の中、外に出てお見送りをして下さいました。
車は離れたところに駐車していました。車まで歩きながら後ろを振り返ると、まだ、
外に立って見送っています。小さく見える家人に、車から手を振って去りました。
小さく見える向こうもこちらに向かって手を振っていました。
車を走らせながら、胸が熱くなり、涙が止まりませんでした・・・・・。
秋田に残る心の財産です。

KT−1

 里山に自生するヤブツバキです。その向こうに茅葺き民家です。
ヤブツバキと茅葺き民家の組み合わせ、どこでも撮れそうで撮れません。

KT−2

 久しぶりに鳥海山がくっきり見えます。末広がりの出羽富士です。
3月に入り、もう雪は終わりかなと思っていたら、日本列島九州から北海道まで
降りました。降雪後、2日後の風景です。

KT−3

 陽の当たる土手にフキノトウです。春に向かう風景です。
遠くに茅葺き民家と鳥海山が見えます。
春の味覚、フキノトウです。雪解けの陽当たりの良い場所ならどこでも
芽吹いています。私は摘みません。そんなに好きでないので。

KT−4
KT−5

 この地域の納屋に多い切妻造りです。
茅葺きの納屋は茅葺きの母家以上に少ない時代になりました。
屋根の茅が朽ちたらそのまま修復せず、廃墟となる納屋が多くなりました。

KT−6

 手前の束はススキです。晩秋に刈り取ったススキです。
向こうに見える茅葺き民家を葺き替えます。

KT−7

 今年最初の私のスクープ写真です。手前に茅葺き民家、遠くに鳥海山を
撮っていました。あっちこっちアングルを変えていたら、なんと山里の宝石、
ヤママユガの繭がコナラの木にぶら下がっていました。
繭のある位置が日陰でフラッシュを発光して撮りました。
 「絹のダイヤモンド」と言われる絹糸を紡ぐヤママユガの繭です。
いつもの年に比べ、今冬はウスタビカの繭もヤママユガの繭も発見数が
少ないんです。気を付けて探すようになったのはここ数年のことです。
今冬だけの現象なのかわかりません。

KT−8

 こちらは、昨年12月に撮った私のスクープ写真、
白鳥と茅葺き民家の続き、今冬3月の風景です。
シベリア帰行の途中で、30羽ほど集結していました。
茅葺き民家の見える場所にいる白鳥はこの2羽だけでした。
日本列島の冷え込みで、沼のほとんどに氷が張っていました。

KT−9

 遠くに鳥海山が見える山里の遅い春、雪解けがすすんで、所々に地肌が
見えるようになりました。
先日、秋田でもかなりの量の黄砂があって、鳥海山が黒ずんで汚れるかと
心配しました。黒ずんだ鳥海山は絵になりません。
その後、また、県内各地で新雪があり、黄砂の舞った鳥海山も新雪で覆われて
真っ白な鳥海山になりました。ほっとしました。

KT−10

白梅がようやく咲き出しました。
梅が咲いて、このまま、一気に春本番かと思われましたが甘かった。
三寒四温と言うにはあまりに寒い日が続き、私の感覚では5寒2温です。
5寒のうち、2日ぐらいは本格的な雪日です。
朝方晴れていた天気も、ホームページ更新中の今は雪模様です。
なんと積もっています。雷も鳴っています。

KT−11

 いつもの場所でそろそろ福寿草が咲き出す頃かと思って、
待ちきれず出かけました。
1回目はフキノトウさえ雪の中で南斜面も雪で覆われ、空振りでした。
それから1週間後の2回目、ようやく雪解けの間から福寿草が咲き出しました。
まだ、咲き始めです。例年に比べて遅いのか早いのか、それとも平年並みなのか
そんなことはどうでもよく、今年も撮れたことが限りない喜びです。
遠路はるばる出かけて来た甲斐がありました。

KT−12

 陽当たりの良い南斜面、数カ所に咲いていました。手前に福寿草を入れて
民家を撮ろうと思うと無理があって、なんとか2カ所の場所で撮ることができました。

KT−13

 中山間地域のこの周辺は、長靴を履いていても雪が深く、すっぽり埋まる
状態でした。雪解けが進むよう、畑には灰を蒔いていました。
記憶に間違いがなければ、この場所での福寿草と茅葺き民家は初めてです。

KT−14

 朝、起きたら、うっすらと雪化粧していました。そして、晴れていました。
早速、出かけました。西の方から雪雲がせまっています。急ぎました。
わが町の茅葺き民家、車で5分です。
カメラを構えた場所は、まだ、日陰でした。スイセンの花も、まだ、つぼみでした。

KT−15

 うっすらと雪化粧した中にフキノトウです。寒そうでした。
屋根に煙が立ち上がっています。

KT−16

 茅葺き民家に薪ストーブです。風がなく、垂直に立ち上っています。

KT−17

 西から迫っていた雪雲、降り出して来ました。
2月に咲いたマンサクの花、春が一気に訪れるかと思っていました。
KT−10で、5寒2温の感覚でしたが、寒い日が続いて6寒1温の感覚です。
三寒四温は、4月のいつごろでしょうか?


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