2010 8月
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 8月は、秋田の夏祭り、県南湯沢市の七夕絵灯ろう祭りから始まりました。
2年ぶりに訪れました。
全国的に有名な仙台の七夕とは趣が異なります。美人画の絵灯ろうです。
県外の方、秋田に、本当に美人画のような美人さんがいるか疑うでしょうか?
 下の画像をご覧ください。
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 秋田市の竿とう祭りで撮りました。
県南湯沢市の七夕絵灯ろうに描かれたような本物の秋田美人さんです。
秋田の観光PRため、観光大使(レディース)として活躍する数人のうちの
ひとりです。秋田のお祭りや各種イベントで活躍しています。
 この日は、竿とう妙技が始まる前、秋田県知事や秋田市長に続いて、
メイン会場を回っていました。
確か、観光客といっしょに記念写真も撮れたと思います。

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 東北三大祭り、秋田市の竿とう祭りです。
フラッシュの光量不足で、毎年、ピンぼけになる私の写真、今年も多くの
ピンぼけ気味の写真の中から選んで紹介します。

 竿とうのスーパー妙技、重さ、50〜60キロの竿とうを額に載せ、
左手に蛇の目傘2本を持ち、右手に扇を持って、余裕の超美技です。
動画でお見せできないのが残念です。You Tubeで検索してご覧ください。
竿が大きく湾曲、提灯までの長さに驚きです。さらにその上に提灯があります。
竿の湾曲は竿とうのバランスを取るためでしょうか。
カメラで縦長に撮っても、なお竿とうの頂上部までは撮れません。
超広角か魚眼レンズが必要でしょうか。

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 こちらは小学生のスーパー妙技、腰に竿とうを載せた妙技です。
小若と呼ばれる差し手です。
小学生の頃から竿とうに参加し、やがてLC−4のような妙技ができるように
なります。

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 失われた風景 その1
 この画像は2006年に撮った写真です。もう、同じ場所で同じような写真は
撮れません。
おととしから昨年にかけて、茅葺きの納屋は解体され、母家はトタン葺きに
なりました。さらに大株、大輪のヤマユリは雑草に覆われて見えませんでした。
写真の向こうに見える母家の家人が在宅でした。
車に積んであった以前に撮った写真を数枚、プレゼントしました。
四季折々ずっと撮らせて頂いたささやかなお礼です。

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 失われた風景 その2
 こちらは2008年の画像です。2006年の画像もこの画像もフジ製のカメラで
撮ったものです。現在、使用のキャノン製に比べて、緑が鮮やかで好きです。

 2008年、一昨年に撮った写真が忘れられず、今年も同じ場所に立ちました。
(昨年は撮りたくても怪我で身動きできませんでした)
残念ながら同じ写真は撮れませんでした。ヤマユリが咲いていません。
 訪れたとき、たまたまご主人が在宅でした。
2008年に撮ったこの写真をプレゼントし、いろいろお話することができました。
咲いていた場所の上にあった雑木林から暖房用の薪を取るための伐採作業を
したそうです。それに、咲いていた場所、草刈りをしていません。
咲いていた場所、一面に雑草に覆われてヤマユリの咲く環境が悪化したようです。

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 今年の夏は冷夏と言われた春先、一転して猛暑の夏となりました。
そのため、ほとんどのヤマユリが見頃を過ぎていました。
ようやく撮れた蕾のあるヤマユリと茅葺き民家のショットです。
厳寒の冬の撮影も大変ですが、汗が滝のように流れる中、猛暑の中の写真も
大変です。
ヤマユリの株が多いのですが、ほとんどのヤマユリにクズの葉が巻き付いて
巻き付いたクズをきれいに剥がしてから撮りました。
ヤマユリの周辺も雑草が多く、ヤマユリの一部は雑草の中に埋もれていました。
いつまでも咲き続けるためには、丁寧な草刈りが必要です。

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 よだれが出そうな桃の写真、今が食べ頃です。民家の庭にありました。
家人が在宅で「取って食べてもいいよ」と言ってくれました。
茅葺き民家と桃の写真なんか、そうそう撮れるチャンスはありません。
写真のために被せてあった紙袋を取らせて頂きました。
おいしそうな桃の写真、撮った後、数個の桃を頂きました。
もぎ立ての新鮮な桃、最高でした。ありがとうございました。

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 夏の陽射しが強烈に肌を刺します。
県内各地の田んぼは出穂期を迎えました。稲の花が咲き、実を結びます。

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 よく晴れたこの日、夏の陽射しを浴びて淡い黄緑の穂が見えます。
しばらくは、夏の陽射しが稲の生長に必要です。

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 この位置から見える鳥海山、わずかに残雪が見えます。
猛暑で、もはや、雪形を作るほどの雪はありません。
手前の田んぼは出穂期で、今が稲の花の最盛期でした。

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 夏の花、芙蓉の大輪です。

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 夏の花にふさわしくない彼岸花科のキツネノカミソリです。
お盆前から咲き出して、例年に比べると10日から2週間ほど早いようです。

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 3日連夜続く県南羽後町西馬音内盆踊りの最終日、妻を同行して行って
来ました。一昨年に続いて2回目です。
盆踊りは午後7時半から午後11時まで続きます。一昨年は途中で帰りました。
今年は、最後まで観覧しました。写真をたくさん撮りました。
多くの観光客がそれぞれのカメラで撮って、カメラのフラッシュが途切れることは
ありませんでした。
いい写真を撮りたくて、熱狂的なカメラマンたちの間で、けんかが始まるほど
魅力的・魅惑的?な盆踊りです。

 私の撮った写真の一部を紹介します。
上は端縫い衣装(4種から5種の絹の切れ端で作った衣装)と編み笠の衣装で
踊る女性です。編み笠の下の踊り手の顔は見えません。
時折、見える口元が妙に色っぽさを感じます。
 盆踊りだから小さな子どもから大人まで、そして男性も踊ります。
写真の対象は、やはり優雅で色っぽい女性の踊りです。

 西馬音内盆踊りは国指定重要無形民族文化財です。
一説によれば、盆踊りの起源は正応年間(西暦1288年〜1293年)と
言われています。
私があれこれ説明するり、詳しいことは羽後町のホームページをご覧下さい。
西馬音内盆踊り
西馬音内盆踊り 動画
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 端縫い衣装(4種から5種の絹の切れ端で作った衣装)の図柄や配色は
それぞれ思い思いに工夫し、同じ衣装はありません。
さまざまな図柄の衣装を見ているだけでも楽しいです。写真マニアが熱狂的に
なるのも理解できます。そして、踊り子さんの白い手が色っぽくきれいです。

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 踊りの輪の中には、黒い覆面(ひこさ頭巾)を被った踊り手もいます。
黒い頭巾が幻想的なのとは対照的に、踊り子さんの舞う白い手が妙に
妖艶です。

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 盆踊りの本番前、出番を待つ秋田美人さんです。
鮮明な秋田美人さんを紹介したかったのですが、フォーカスしています。
今年の盆踊りは終わりました。
本物の秋田美人さんをご覧になりたい方は、来年、会場までお出で下さい。
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 終了の午後11時まで写真を撮りました。
かがり火の中、優雅で美しく、妖艶な盆踊りの写真をたくさん撮ることが
できました。

 今月下旬、開催予定の秋田大曲花火大会は、100周年記念になります。
100周年記念になる今年は、想像を超える人出が予想されます。100万人?
行きたいですが行けません。仕事です。
車の大渋滞を避けるため、前日に会場に到着して、帰りは翌日の覚悟が
必要です。それくらいの覚悟がないと見られません。
 今年も3つの祭りを堪能することができました。私の夏は終わりました。
秋田で生まれ、育って良かったと思う至福の夏でした。

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 夏の花、サルスベリと芙蓉の花です。
ご主人が在宅で、麦茶をごちそうになりながらしばらくお話することが
できました。
猛暑にもかかわらず、茅葺き民家の中は、そんなに暑さを感じません。
玄関先で雑談していたら芝生の中を長いものが静かに通り過ぎて行きました。
一瞬、びっくりしましたが、なんとアオダイショウさんでした。
ご主人曰く、この民家周辺で暮らす屋敷蛇の子どもだそうです。
別に悪さをするわけでもなく、家のまわりにいる野ネズミなどを食べてくれます。
性格のおとなしいアオダイショウさん、私の地方では家の守り神として、
昔から大切にしてきました。むやみに殺すことはしません。共存です。

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 夏の花、ノカンゾウです。ヤブカンゾウ?です。
朱色の花が鮮やかです。
春先の芽は、山菜として食べられるそうですが食べたことありません。
私の地方では食べる習慣がありません。

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 夏の花、オニユリの花です。アキアカネが羽を休めています。
このユリ、山里に咲いていますが、私の暮らす潮風の吹く海岸線にも
たくさん咲いています。

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 クロアゲハです。動きがとても速くて羽を広げたときの美しい模様は
撮ることができませんでした。

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 猛暑の中、秋の気配を感じます。ヒガンバナ科のナツズイセンです。
手前の土手に一輪、道路を挟んだ民家の敷地に数十株のナツズイセンが
咲いていました。

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 昔の風景のようにセピア色にしました。
ゆるやかに曲がりくねった砂利道の向こうに茅葺き民家、そんな風景、
秋田でも少なくなりました。まっすぐな砂利道の向こうに茅葺き民家です。
砂利道を駆けて行く、元気に遊ぶ子どもたちの姿はありません。

 私の住む近くの沼に行けば、ギンヤンマ、オニヤンマ、アブラゼミ、そして
天然のカブトムシ、ミヤマクワガタムシがいます。他にもいろんな生物がいます。
いないのは、昆虫採集をする子どもたちです。
もう、今は遠い昔のできごとになりました。


 今月の画像は終了です。私の夏は海のカニ捕りから始まり、近くの海で
5回ほど遊泳しました。最後に入った8月上旬、不覚にもクラゲの大群に襲われ
体中ミミズ腫れになりました。刺された跡が今でも残っています。
 猛暑の中、秋田の夏祭り、竿とう、七夕、盆踊りを楽しむことができました。
写真もたくさん撮りました。
過ぎゆく夏になんとなく物寂しさを感じますが、暑い夏、熱い夏を過ごして
充実した夏を実感できました。


 今月の画像、これで終了の予定が、未公開の画像がたくさんあって
さらに続きます・・・・・・・。
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 過ぎゆく夏が惜しくて、さらに夏の花、芙蓉です。

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 そして、ひまわりの大輪です。

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 サルスベリが咲く向こうに茅葺き民家、屋根の葺き替え中でした。
7月に撮った写真をプレゼントするつもりでおじゃましたら、偶然、屋根の
葺き替え中でした。茅職人のさん、今年だけで3〜4回お会いしています。
この民家の家主さんともゆっくりお話することができました。
茅職人のさんとは長いお付き合いで、さんの父親も茅職人で、
その頃からのお付き合いだそうです。
この町で活躍している最後の茅職人です。そう思うと、できるだけ多くの写真を
残せるよう撮らせて頂きました。
今回の作業は、屋根の頂上部にある置千木(くら木)も変えます。

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 杉木立に囲まれた茅葺きのお社です。茅職人のさんから聞いて
初めて訪れました。創建は江戸時代初期で、秋田県の文化財となっている
村の神社です。最近、葺き替えをしたとかで、屋根全体を葦(ヨシ)で葺いて
います。残念ながら、県外業者による葺き替えです。
秋田県指定の文化財、いろんな諸事情があるにせよ、私には違和感が
あります。秋田の茅葺きは、ススキで葺くのが一般的です。
茅職人のさんが葺く屋根の造形と、微妙に違います。
江戸時代から延々と引き継いできた秋田の職人技が途絶えたようで残念です。

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 ずっと撮り続けている民家で、初めて撮ったナツズイセンの花です。

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 一休み
たぶん、前回(6月頃)通った時はなかったと思います。
稲ワラで作った大蛇です。集落に入る峠にありました。一瞬、仰天しました。
集落に入って来る災いを防ぐための魔よけです。
この大蛇を見て入る小さな集落は、3つの小さな集落からなっています。
それぞれの集落にあった大蛇を、おそらくひとつにまとめたと思われます。
 そう言えば、他の集落にあった稲ワラの大蛇も、時代の流れで、来年以降、
同じように村の入り口に祀ることができるかどうかわからないそうです。
秋田のこの地方に伝わる風俗・風習、なんとか守り続けてほしいと思いました。

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 黄金色に色づき、稲穂が垂れてきました。
猛暑の影響でしょうか?8月の鳥海山の頂上、早朝のみの限定で、
陽が高くなると、あっという間に頂上が帽子を被ったように笠雲に覆われ、
やがて全体に広がります。


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