2011 2月
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LM−1
LM−2

 秋田の1月の日照時間は22時間余りでした。
1日にも満たない日照時間でした。
一番長く太陽が見られたのは、1月下旬の午前中5〜6時間ほどです。
早朝の雪景色はとても感動的でした。
1月のこの日、久しぶりに鳥海山の頂上も見えました。
残念ながら感動的な雪景色も雄大な鳥海山も撮れませんでした。仕事でした。

 LM−1は1月、LM−2は2月の風景です。休みと晴れの日が一致しました。
昼頃の撮影で、里山の雪化粧が少し溶けてしまい、美しさが半減です。
LM−3

 我が家から30分圏内にある民家です。1月に撮れなかった青空のある風景、
リベンジでようやく撮れました。

LM−4

 白いツララの垂れ下がる民家です。屋根には降った雪が高く積もっています。
この民家の表側は雪下ろしが終わっていました。写真で見える側面の屋根と
後面の屋根も雪下ろしします。とても危険で大変な作業です。
 今冬は、内陸部で暮らす方々は、1月だけで3〜4回も屋根の雪下ろししたと
聞きました。毎週、土・日は屋根の雪下ろしです。
同じ秋田県内でも我が家は、屋根に雪が積もっても雪下ろしをしたことありません。
日本海が目の前に見える我が家は、日中、内陸部に比べ2〜3度気温が高いため、
積もった雪が屋根から滑り落ちてくれます。

LM−5

 久しぶりに青空の下で我が町の民家が撮れました。
雪がとても深くカンジキを履いて撮りました。
手前の青い納屋、高く降り積もった屋根の雪が今にも落ちそうです。

LM−6

 雪の上に足跡です。私の長靴の跡でありません。なんと、向こうに見える民家の
屋根まで足跡がありました。いつものことだそうです。家人が話してくれました。
足跡はイタチ科のキテン(黄貂)の足跡です。
確か黄テンは夜行性ですが、日中、家人が雪寄せをしていたら目の前を平気で
横切って里山に走り去ったそうです。
私も一冬に数回見ることがあります。黄テンは冬になると黄金色の毛に変わります。
真っ白な雪の上を動く宝石です。その美しさは感動的です。
高価な毛皮のコートや襟巻きの素材になります。美しい黄テン、毛皮の素材なんて
私は反対です。観賞だけにしてほしいと思いました。

LM−7

 久しぶりに晴れました。それも3〜4日連続で晴れました。
1月の秋田の日照時間が22時間しかなかったことを考えると夢のようです。
晴れた4日間、全部、写真日にしたいほど良く晴れました。
晴れたらまずは鳥海山です。あまりに良く晴れて早朝の霧が心配でした。
うっすらと靄(もや)が発生しましたが、なんとか白銀に輝く雄大な鳥海山が
撮れました。右隅上の青空に半月があります。

LM−8

 茅葺きの屋根の上に、うっすらとお月さんです。まもなく鳥海山の稜線に
沈みます。

LM−9

 雪深い集落の除雪作業です。ブルドーザと除雪ローダの2台で除雪しています。
3m近い積雪のため、なかなか前へ進みません。除雪の終わった道の両脇は
有に2m以上あります。

LM−10

 除雪の終わった町道から自宅まで、除雪作業です。何度も何度も往復しても
思うように作業が進みません。ちょうど昼頃で、一旦、作業を中止し、また、
午後からの作業です。

LM−11

 鳥海山の上空は秋田空港への着陸のためのルートです。
よく晴れた空に飛行機雲の残像です。近い将来、消えゆく茅葺きの民家に、
通過直後に濃かった飛行機雲が時間の経過とともに、その残像が徐々に徐々に
真っ青な空に溶け込んで行きました。

LM−12

 山里の集落、例年になく大雪でしたが、ようやく雪解けの季節を迎えました。
それでも、積雪は2m以上あります。
道を歩いている男性を見れば、積雪の高さがわかると思います。

LM−13

 山里の集落の遙か向こうに鳥海山です。
溶けた雪が固い雪となり、1m以上の積雪があるにもかかわらず、長靴が
埋まることなく、カンジキも必要なく、里山の尾根まで登ることができました。

LM−14

 山里で暮らすおばあちゃんです。久しぶりにお会いしました。
風もなく陽射しが暖かく、散歩中とのことです。お互い、特に忙しくもないので
しばらくお話することができました。おばあちゃんの写真も撮らせて頂きました。
私のお宝写真です(^O^)

LM−15

 山里の集落、春に向かう風景です。
真冬に木々が雪化粧した風景を撮りたいと思いましたが、青空にこだわるため、
今年もそのチャンスに恵まれませんでした。

LM−16

 手前は、ヤママユガの繭です。この繭から「絹のダイヤモンド」を紡ぎます。
繭は栗の木にぶら下がっていました。繭の向こうに漆喰の土蔵と茅葺き民家です。

LM−17

 こちらもヤママユガの繭です。こちらはコナラの木です。
昨年晩秋、里山の広葉樹の葉が落ちてから繭を注意深く探したけど、
なかなか見つかりませんでした。特に若草色のウスタビカの繭が例年になく
少ないように思いました。従って、採った繭の数も10数個です。
 写真を撮ったのち、この繭を採りました。
そして、この繭を持って、この民家におじゃましました。ご夫妻が在宅でした。
先に写真を撮った非礼をお詫びして、ここでもしばらくお話しました。
繭をプレゼントしました。なんと初めて見たそうです。
若草色のウスタビカ(秋田ではヤマビコと言います)の繭は昔から知って
いましたが、ヤママユガの繭は初めて知ったそうです。
高級な絹糸ができることも初めて知ったそうです。自慢げに話した私も、
ヤママユガの繭を知ってから、まだ、数年です。
LM−18

 一休み
 南北に長い集落の入口にあった魔よけのためのお札です。
集落に通じる南と北の入口にありました。村はずれの大きな大木にありました。
道饗祭」と書いて「どうきょうさい」または「みちあえのまつり」と読むそうです。
村に進入する疫病神に対して、この場所にお供えした御馳走を食べてもらい、
これ以上、この村に入らないようにここで引き止めます。
向こうの小さなお堂には、同じ目的で庚申塚が祀っていました。
「道饗祭」の風習、初めて知りました。ちょっとだけ賢くなりました。

LM−19

 一休み
 2月初旬、新しく祀られた大蛇です。昨年まで、道を跨ぐようにもっと高い位置に
ありました。幾分、大蛇が小さくなったでしょうか?
この村の人々が高い位置に祀るのが難儀のため、今年から低い位置にしました。
目より少し高い位置にあるから、むしろ迫力があって怖いかも。
これで安心です。この村に進入する疫病神・災いは撃退です。

LM−20

 一休み
 2月最後の画像です。陽射しが差し込む雪の上を這いずり回っていました。
気持ち悪いと言わないでください。春を告げる雪虫です。
雪の中でなければ活動できない虫だそうです。
生息できる適温はー10度〜+10度の範囲です。
正式名は「セッケイカワゲラ」といいます。
セッケイカワゲラは、カワゲラという昆虫の仲間です。
綿で包まれたような雪虫の一種、トドノネオオワタムシとは違います。

 晴れの天気が続くと、もうこのまま春かなと思いますが、週間予報は
3月に入っても雪の予報です。


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