2011 6月
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 秋田の6月、早起きで一番多い人は農家の人です。
ほぼ、日の出とともに起きます。次に渓流釣りの人でした。6月に入り、川岸に
多くの車が止めてあったので、なんだと思ったらサクラマスの解禁日でした。
そして、一回限定の私です。晴天のこの日、菜の花の撮影、三度目の挑戦です。
逆光で撮りたくないので、日の出の30分前に出発して一番乗りだろうと思ったら
考えることは同じで、すでに5〜6台の車がありました。
LR−1の写真を撮ってまもなく非情にも鳥海山の頂上が雲で覆われました。
LR−2、手前のピンクの花はタニウヅキの花です。

 ところで、写真、色補正してあります。実際の撮影した画像、くすんだ色で
好みでありません。私の写真に重厚感は求めません。
補正で、実際の目で見た色とほぼ同じになりました。
自分の好きな色彩にセッテイングできるらしい?
説明書を読むのが面倒で、同じことを写真ソフトでやれば簡単です。
LR−3

 秋田で見頃を迎えた菜の花畑です。大分で菜の花畑と民家を撮ったのが
3月の終わりでした。山里のこの地域は標高が幾分高いとはいえ、今が菜の花の
見頃です。

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 残照(実は早朝)の足跡と、その向こうに茅葺き民家です。
秋田の田植えは、例年に比べ、2〜3週間遅れて始まったので、6月になっても
山里の風景が水面にきれいに映えます。

LR−5

 これは、今年、2例目の私のスクープ写真です。ずっと捜していました。
モデルさんです。今年は、田んぼにカエルさんがなかなか見つかりませんでした。
やっと発見しました。しかも、偶然にも、おんぶガエルさん2匹です。
まるで親子ガエルです。たぶん、繁殖期のつがいでしょう。
今まで、一匹のカエルのモデルさんはたくさん撮りました。
おんぶガエルは初めて撮りました。これは、私のスクープ写真です。
この写真のあと、蕗の葉を用意し、その上に上がってもらい、さらに
モデルさんを続けてもらいました。
 今の季節、田んぼの水面近くの写真は難儀です。
地面ぎりぎりに這いつくばって撮ることは、たいしたことでありません。
カエルさんが活動を始めると、そのカエルを狙って蛇さんが必ずいます。
だから、この種の写真は、蛇さんのいないことを確認してから撮ります。
なんと努力しても共存共栄の調印ができない存在です。

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 残照(こちらも早朝)の足跡と、茅葺き民家と鳥海山です。
四季折々の鳥海山の見える風景、なんとも癒される風景です。
ふるさとを離れ、遠くで暮らす秋田県人にとって、鳥海山の見える風景は
心の寄りどころでしょうか?毎月、紹介できればと思います。

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 360度撮影できるパノラマ機能の付いたカメラで撮影しました。
上は120度のパノラマです。上の画像の上でクリックして大きな画像で
見てください。
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 田植え直後の鳥海山の見える風景です。

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 一休み
 ヤママユガの繭がご縁で、広島県在住のSAKURAさん(ニックネーム)から
豊作を願う「お田植祭」の写真を送って頂きました。
できれば動画で見たい画像です。
 
 秋田で、若いお嬢さんが早乙女姿に扮した「お田植祭」見たことありません。
一部の地域で、「お田植祭」があるらしい?けど見たことありません。
収穫の秋に、かすりにもんぺ姿に扮した元早乙女さんが稲を刈り取る
「抜穂祭」があります。いずれも地元紙で知って、実際は見たことありません。
 秋田で有名な6月の風物詩と言えば、本物の早乙女さんが かすりの着物に
もんぺ姿に扮した秋田おばこ(秋田美人の観光大使)さんが人の背丈ほどある
大きな秋田蕗を刈り取ります。ずっと続く秋田の行事です。
秋田県の観光PRです。(※フォーカスしてあります)
 
 広島の「お田植祭」、牛さんも豪華に着飾っていますね。
田んぼに牛が入っていると、はるか昔を思い出します。
昔、秋田の農家は、ほんんどの家で農耕用の和牛を飼っていました。
今どきの黒毛和牛、まさか田んぼの代掻きをすることはないと思います。
人馬(牛)一体で訓練して阿吽の呼吸が必要です。
牛さんが代掻き用の農機具を曳いて田んぼを平らにします。
昭和30年代ころには、そんなのどかな風景がありました。

 動画で見たいと思っていたら、SAKURAさんからDVDを送って頂きました。
まさかと思っていた黒毛和牛さん、なんと代掻きをしていました。
祭りに備えて、事前に代掻きの訓練をします。そして、本番の祭りでは
本当に人馬(牛)一体の阿吽の呼吸で代掻きをしていました。感激しました。
ありがとうございました。
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 柏の木にフジの蔓が絡まり、見事に着飾りました。
秋田の6月の里山は、フジの花とタニウヅキと山ツツジが着飾ります。

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 今朝、この民家で暮らすご夫婦が、「最近、来ないね。病気でもしたかな」と
話していたら、私がその会話を聞いたかのように現れたので大笑いになりました。
いつもと変わらない、いつもの温かい会話ができました。
 今が見頃のフジの花、家人も撮りたいと思ってカメラを出したら、
フィルムがありません。今でもフィルム愛好者です。今どきのデジタルカメラ、
ご夫婦には難儀です。世の中の進化のスピードに合わせることなく、
のんびり暮らす山里の生活、私も見習いたい生活スタイルです。

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 ようやくお会いできました。
カエルさんと同じく、なかなかお会いできませんでした。茅職人さんです。
タニウツギの向こうで、屋根の葺き替え作業です。
作業現場に上がり、アップで撮らせて頂きました。そして、職人さんみんなで、
記念写真も撮らせて頂きました。もう、長いおつき合いです。
昨年撮った記念写真、ようやくお渡しすることができました。
私にとって、茅葺き民家で暮らす方々と同じく、茅職人さんとの出会い、
とても大切にしています。
職人さんがいて、葺き替えをしているかぎり、秋田の茅葺き民家は守られます。
ずっと続いてほしい風景です。

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 一休み  
 上の穏やかな微笑みを浮かべた十一面観音の仏さんは、円空作の仏像です。
円空(1632年〜1695年)は、江戸初期の僧で全国を行脚して、生涯で
12万体の仏像を作ったと言われています。秋田の十一面観音です。
日本の仏像製作の決まりから言うと、破戒になると言われほど大胆な彫りで、
それが、また、魅力のひとつです。

 約6尺のある仏像の上半身の写真です。
昨年、秋田県で確認された十二体のうちのひとつです。長年、地元の人々の
信仰を集め、ろうそくや線香で黒光りしています。
 私が円空の仏像を知ったのは、今から数十年前、中学校で使った美術の
教科書でした。なぜか鮮明に覚えています。趣味の木彫の原点だったかも。
その後、本物の円空仏を見たのは、20数年前、観光で行った岐阜県高山市の
お寺でした。
 恥ずかしながら、秋田にも現存する円空仏があることを知ったのは、一昨年の
ことです。上の仏像は、昨年12月、新聞で知りました。
大人の身の丈もある十一観音様の円空仏、この目で見てみたいと思いながら
半年が過ぎた今月、ようやく拝観が実現しました。感動のひとことです。
円空作の仏像に共通する独特の穏やかな笑顔、心が安らぎます。安らぎました。
県北にある○○寺、一個人のために拝観させて頂き、本当に感謝です。
また、いつかゆっくり拝観できればと思います。

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 民家に咲くツツジです。里山の山ツツジも、今が見頃でした。
四季折々を撮り続けながら、ようやく四季全部をお渡しすることができました。

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 田んぼの堰に咲いていたアヤメ科のハナショウブ?かな。
梅雨入りはまだです。初夏に向かう季節によく似合います。

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 一休み  
天然記念物の日本カモシカが里山から市街地へ降りてくることは、最近では
めずらしいことでありません。上の写真は、車を走らせていて道路の土手にいた
カモシカさんです。お互い視線があっても逃げませんでした。
愛くるしい目です。角もあります。間近にじっくり観察できたのは初めてです。
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 ようやく見頃を迎えたアヤメ科のカキツバタ?です。今が見頃のカキツバタ、
花が終わる夏に全部刈り取るそうです。刈り取った後、また、新芽が出て
再度、花を咲かせます。雪の降るころまで咲きます。

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 こちらは、アヤメ科のアヤメ?です。白い花はマーガレット?です。
?????
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 こちらは、アヤメ科の黄菖蒲?です。

 カメラを変えました。一眼レフのキャノンから、昔、使っていたフジ製の
進化したカメラに変えました。大きな液晶モニターを見ながら撮れますが、
ファインダーを覗いて撮るのが好きです。
フジ製のファインダーから覗く被写体は、一眼レフのキャノンの見やすさには
遠く及びません。それでも、フジ製の色彩が私の好みです。
今月は、まだ、両方使って撮ります。

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 黄菖蒲の花に舞うタテハチョウの仲間の?です。

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 谷あいの畑の向こうに茅葺き民家です。

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一休み
 上は見てのとおり、サクランボです。高級品種の佐藤錦です。
秋田県のサクランボは県南内陸部の一部の地域で作られ、その生産量は
全国第5位で、全国生産量のわずか2%に過ぎません。
サクランボと言えば、山形が有名です。生産量は全国1位で、全国生産量の
70%を越えます。
  皆さんは、腹一杯好きなだけサクランボを食べたことありますか?
我が家は誰もいません。家族で、一ケースを平等に分けます。
こどもたちの成長に従って家族数が減った分、食べられる量が幾分増えました。
それでも腹一杯食べたことはありませんでした。
上のサクランボは、人生で初めて腹一杯食べた記念に撮った一枚です。
初めて、サクランボ狩りを経験しました。
1000円で高級品種の佐藤錦が食べ放題です。
まさか1000円で食べ放題とは知りませんでした。6月20日過ぎから始まり、
7月15日前後で終わります。満足しました。
量り売りですが、余韻を楽しみたくて、さらにもぎ取りました。
市価の半値以下でした。成長した子どもたちにすまないことをしたと思います。
大いに宣伝して勝手に行かせます。

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 マーガレットかな?菊科であることは間違いないと思います。
土手一面に咲いていました。

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 田んぼのあぜ道など、どこにも見られるヒメジョオンです。
聞き慣れない花の名前です。外来種です。山野草事典で調べました。

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 今が見頃のハナミズキです。里山では、白い山法師が見られます。

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 久しぶりに訪れました。大きな杉の右側は牛舎があります。
残念ながら、牛さんは牛舎の中です。前回、おじゃましたとき、おばあちゃんと
牛の世話をしていた少年の写真を撮りました。その写真、差し上げようと思い、
1年も車内に積んでありました。おばあちゃんが在宅で、ようやくプレゼントする
ことができました。写真を撮ったこと覚えていました。

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 6月の最後は鳥海山です。雪解けが描く雪形が初旬と下旬で変わります。
また、鳥海山を見る角度によっても変わります。
6月後半、梅雨空が続き、鳥海山は微笑んでくれません。上は6月中旬の
梅雨入り前の鳥海山です。


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