2011 9月
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 秋の七草のひとつ、フジバカマの向こうにソバ畑と田んぼが広がり、さらに向こうに
茅葺き民家があります。中山間地域の癒しの風景です。
2008年8月同じ場所で撮りました。オニユリやエゾアジサイが咲いていました。
今年はどちらも終わっていました。ソバの花がいつもより遅い開花でした。

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 秋の七草のひとつ、こちらはオミナエシ(女郎花)です。

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 谷あいの山間地にソバの花が見頃を迎えました。
ソバ畑の向こうにソバ畑があり、さらにその向こうにもソバ畑が広がり、
棚田のソバ畑です。

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 癒しの風景に記念写真?を、自分で自分を撮りました。
左斜め後、上方からの暑い陽射しの中、ポーズを撮って記念写真が撮れました。


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 ソバ畑の向こうに静かに佇む茅葺き民家です。

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 田んぼの転作にソバを植えました。家人が在宅でした。
8月に一度おじゃましました。朝顔がきれいに咲いたので撮ってほしいとお願いされ、
家人といっしょに撮りました。ソバの花は開花して間もないため、見頃までもう少しでした。
ようやく見頃を迎えたこの日、2回目の訪問です。
朝顔といっしょに撮った写真、お渡しすることができました。
 
 ソバの花が開花する前の若葉の頃、根元から摘んでお浸しにして食べると、
食感がこりこりして美味いとのことです。福島の方から聞きました。
 秋田のスーパーで見たことありません。地元の野菜などを売る産直センターでも
見たことありません。初めて聞きました。
写真のソバを作っている家人に聞いてみました。
食べる習慣はないそうです。その後、ソバを作っている方々に聞いてみました。
今のところ、4人の方に聞いて、誰も食べたことないそうです。
今年はもう遅いけど、来年、花が咲く前の若葉を食べてみたいと思います。

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 道 草
ずっと気になっている注連飾です。真新しい注連飾です。
その向こうに神社があります。豊作祈願でしょうか?もう、10年近くここを通りながら
聞かないまま10年が過ぎました。写真の左側に行くと集落があります。
その集落で暮らす方にお聞きしました。数年前に知り合い、メールでの交流が
ありました。メールで回答頂きました。以下、一部原文で紹介します。
◆◆◆◆◆
 我が集落の伝統行事、「注連張り(しめはり)」で作った魔除けです。
毎年8月20日頃、服忌のある家を除き、各家庭から参加し、すべて手作りで行います。
縄ないは高齢者でなければできず、我々は、木の棒や杉の葉を山から集める役目で、
毎年、頭が下がる思いです。
3時間かけて完成し、できたものを現場に並べ、塩をまき、火打ち石を打ち、ろうそくに
火をともし拝みます。
それをそれぞれ二つの神社(◇◇家は八幡神社、□□家は日吉神社)に運び、
御神酒をあげ、その後で、集落に入る道の入り口付近にそれぞれ取り付けます。
これにより、集落に悪魔や病気が入り込まないというわけです。

◆◆◆◆◆
ありがとうございました。

 どんなに時代が進んでもずっと守り続けてほしい伝統行事と思いました。
先月、写真のお礼にミニチュアわら草履を頂きました。今、クルマの中に飾ってあります。
わら草履を神社やお寺に奉納するのは、
『道中安全・道中健康』の意味があります。
私のクルマの中は、写真道中安全のため、いろんなものがあります。

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 月に一度は鳥海山を撮りたいと思います。秋の七草のひとつ、すすきの向こうに
鳥海山です。9月から11月下旬の初雪の頃まで、遠くから見る鳥海山の残雪は
わずかしか見えません。すすきのそばに秋の七草、フジバカマがありました。
くずの花もありました。カメラを構えていたら、突然、蝶が飛んできてフジバカマの上に
留まってくれました。ほんの一瞬で興奮しました。ススキの上にはカマキリさんもいます。
蝶にピントを合わせたら、カマキリさんはピンぼけです。



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 蝶が去った後、カマキリさんもピントを合わせて撮ってあげました。
撮らせて頂きました。カマキリさんは堂々として逃げません。こちらをにらんでいます。
頭から胴まで細く、尻の方が大きく膨らんでいるのに、この体形で飛ぶことができます。
とても尻が重そうで飛べそうな体形をしていません。
カマキリさんは超能力?を持つ不思議な生き物です。
子孫を残すため、カマキリの卵はその年の積雪を予知して雪に埋まらないように
産み付けます。ススキなどは絶好の産卵の場所です。
晩秋にカマキリの卵を捜せば、その年の積雪がわかります。ほどほどの高さに産んで
ほしいと願います。


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 稲穂が垂れて黄金色に色づきました。まもなく稲刈りの季節です。
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 ソバ畑がずっと広がり、その向こうに茅葺き民家と里山です。
8月から9月にかけて見られる秋田の癒しの風景です。
私にとって、最高の、癒しの、風景のひとつです。

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 コスモスが見頃の季節を迎え、数年前にコスモスの見頃の一番いいときに
コスモスを手前に民家を撮りました。一番いいときの写真がある公共機関の目立つ場所に
大画面で貼ってありました。私の写真でありません。同じ時期に誰かが6×7か645の
大きいサイズのフィルムで撮ったものです。
 今年も同じような写真が撮れると思ったらソバの花でした。
家人が在宅で、公共機関にあった写真について聞いてみました。
なんと知らないと言うことでした。なんとなく非礼のような気がします。一言、あっても
いいように思うし、謝礼があってもいいような気がしました。
私も十分な謝礼はできませんが、コスモスの写真はすでにプレゼントしています。

 白いソバの花の中にピンクの花が数輪混じっていました。確か赤嶺ルビーと言われる
品種のソバの花です。意識して蒔いた種でなく、たまたま混じっていたものです。
家人も知りませんでした。次回、おじゃまするとき、この写真をプレゼントします。

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 コスモスが見頃の民家です。コスモスの向こうに、薪ストーブ用の薪があります。
太い丸木をまさかりで割って燃えやすいようにします。大変な作業です。

 この民家、秋田代表の民家です。リンク仲間、福島在住のK氏がこの民家の
模型を作りました。K氏は全国の茅葺き民家の模型を作る名人です。
そのために全国を回りました。
秋田県は、以前、国指定の民家を作りました。全国の民家が人の営みが
ある民家であったため、秋田も作り直した次第です。もう、4〜5年前の話です。



   一休み
 
2011年6月
、秋田に現存する円空仏十一面観音(上の写真)を紹介しました。
円空初期の作品です。
◆ 円空(1632年〜1695年)は、江戸初期の僧で全国を行脚して、生涯で
12万体の仏像を作ったと言われています。
円空仏が全国的に知られるようになったのは昭和30〜40年代でのことです◆

 秋田に現存する十一面観音は4体と言われ、8月に県中央にある◇◇神社で
私にとって2体目の円空作、十一面観音を拝観できました。
年に一度のみ公開で、公開日を逃したら来年まで待つことになります。
そんな悠長に待てる性格でありません。なんとか休暇を取って拝観できました。

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 一休み
 2体の円空作十一面観音を拝観して、私の脳に電撃が走りました。
小学校時代から木彫が好きで、本格的に木彫を初めてから20数年、技術的進歩、
発展のない木彫です。写真と同じです、 一部作品は
私のギャラリーへ。
 脳に電撃が走り(~o~) 円空仏を彫ることにしました。
円空関連の本を数冊購入し、本にあった写真を参考にして彫りました。
数冊の本にあった円空作の仏像の中で、一番印象的だった「護法神」にしました。
「護法神」は円空仏を円空仏たらしめる仏像と、ある本にありました。
材料はすべて廃材です。真ん中の大きな木は茅葺き民家の屋根に使われていた
杉です。150年前の民家を解体したときの廃材です。
他の木はイチイの木です。これも樹齢数百年のイチイの木で、じゃまになった枝を
頂いたものです。薪にするために積んであったものを頂いたものです。
円空仏の特徴である木っ端仏です。
ところで、
「護法神」とは?仏さんを守る善の神・・・・・

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  一休み 
 円空のことはスタートしばかりで、知識はほとんどありません。
そう言えば、寅さんで有名な柴又帝釈天の本殿に「護法神」に似たものがありました。
それが上です。象さんに乗った普賢菩薩を護っているのが「護法神」かな?
上の写真で言えば、象さんの下にいる怖い形相の神様です。2008年に撮った写真です。
 東京に行って時間があれば、必ず参拝する柴又帝釈天です。山門や本殿に
施された彫刻はすばらしい芸術彫刻です。
 私が今まで見た全国の神社・仏閣の中で、欄間で有名な富山県井波町瑞泉寺の
本殿と並んで、すばらしい木彫芸術です。どちらも日光東照宮のような極彩色が
ありません。木の素地そのままで、ごまかしが利きません。
私にとって何度行っても飽きることのないところです。秋田の私のお薦めスポットです。

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 なんと鳥海山の初冠雪です。去年より1ヶ月早いそうです。富士山の初冠雪と
同じ日です。私の初冠雪は、毎年、11月頃です。
9月、10月に撮った記憶がありません。
 初冠雪を撮るため、もっと早く行動したいと思いながら仕事でした。
頂上付近にうっすらと降った雪、晴天で溶けそうです。
はっきり初冠雪と認識できる位置に立ったのは10時半頃でした。急いで撮りました。
非情にもゆっくり撮る時間を与えてくれませんでした。
まもなく頂上が雲に覆われ、一旦、雲で覆われた頂上が解消されることは
ありませんでした。
 この地域に暮らす方に聞きました。60代の男性の話によれば、彼の人生の中で
一番、早かった初冠雪は9月17日だそうです。

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 7月に続き、まだ、夜が明けない早朝、山形へ出発しました。台風が過ぎて晴天に
なると思ったら、山形へ向かう途中の秋田県内は、一時的にどしゃぶりの雨でした。
引き返すことも考えましたが、山形県の予報が晴れのち曇りだったので、予報を
信用して進行しました。

 最初の目的地に到着した7時半頃、一部、霧が発生していましたが、朝日が眩しく
気持ちの良い朝でした。

 赤と黄色のケイトウの向こうに洒落た母家と水車小屋の納屋です。
まるで日本昔話の世界です。

 7月にここで屋根の補修をしてた茅職人さん、写真を撮らせて頂きながら
住所・名前を聞かないでしまいました。いずれ、また、屋根の補修に来るだろうと思い、
ここを管理する方へお願いして写真を渡しました。

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 7月に撮ったときは、雨の中で撮りました。
どうしても晴れの天気で撮りたいと思いながら、自宅を出発してから4時間半ほど
かかって到着しました。晴れていました。稲穂が黄金色に輝いていました。
 ご夫婦が在宅でした。7月に撮った写真をプレゼントすることができました。
写真を撮ってからいろいろお話することができました。
私がお気に入りの民家で、四季折々を撮りたい民家です。
家人が自慢する母家と漆喰の土蔵、◇◇市の広報誌に使われることもあるそうです。
納得です。「紅葉がきれいだから、また、来てください」のお言葉に、
この出会いを大切にしたいと思いました。

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 台風が過ぎ去った後、山形も本格的に稲刈りが始まりした。
稲の天日干しの風景です。穂積(ホニョ)掛けの癒される風景です。
里山の稜線に見える灯台のような建物、灯台ではありません。ここは山形内陸部です。
近くまで行って確認していませんが、チャイムが聞こえたら小学校の校舎のようです。

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 穂積(ホニョ)掛けの癒される風景を撮って、クルマに乗ろうとしたら
土手に、私の垂涎の花、彼岸花が咲いていました。秋田ではあり得ない風景です。

咲き始めのようです。秋田より南の山形では、ありふれた風景でしょうか?

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 山形路を勝手気ままに走らせていたら、新たに数戸の茅葺き民家を発見しました。
この民家は国指定の文化財です。約300年前の創建です。
ちゃんと、この民家で生活しています。大切に守っています。
突然の訪問にもかかわらず、家の中まで拝見させて頂きました。
屋根の補修中で、茅職人がひとりでやっています。この町に、ただひとりの職人さんです。
屋根の頂上部は杉皮を使用します。その杉皮、山形では手に入らず、中国産だそうです。
杉皮を剥ぎ取る職人さんがいないそうです。
 屋根の四方、軒の部分に薄い板を挟んでいます。ここは雪深いため、この板によって
屋根の軒部分が下がることを防ぎます。秋田で、こんな造りは見たことありません。
他にも見どころがいっぱいの民家でした。

 山形の茅葺き民家、魅力がいっぱいでした。それ以上に心温まる出会いがたくさん
ありました。

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 秋田ではあり得ない土手に咲く彼岸花です。彼岸花の中で羽を休める赤とんぼです。
この彼岸花、この地域で暮らす集落で植えたものです。彼岸花の球根は買いました。
2年ほど前から環境美化のため、少しずつ球根を買って植えました。
南向きの土手で、陽当たりがよいので、ここなら生育できそうです。
将来は土手一面に彼岸花が咲く風景になればと思います。
それまで、はるか向こうに見える茅葺き民家も、残ってほしいと願います。


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 9月最後の写真です。
雲ひとつない青空にひまわりがよく似合います。9月下旬に見頃を迎えました。
過ぎゆく夏を惜しんで咲いていました。



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