2011 10月
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LX−1

 8月に撮ったゴジラ岩、消化不良でした。日中、陽が高くて迫力に欠けました。
iいつか、太陽が日本海に沈む時間まで待って撮りたいと思っていました。
我が家からは遠く、2時間近くかかります。このためにだけ行くのはもったいないので
他に用事を作り、出かけました。

 写真は先月下旬に撮ったものです。太陽が日本海に沈む頃、西の空が夕焼けに
染まり、最高のゴジラ岩が撮れました。
太陽がゴジラの口元にあれば迫力があります。
たぶん、太陽がもっと右側に来る夏の頃なら撮れたと思います。
太陽の右側にポツンと立っているのは釣り人です。
 
 太陽が日本海に沈んでからも1時間ほどいました。もっと夕焼けが深紅に染まり
迫力が増すと思ったからです。その間、入れ替わりで15人前後のカメラマンが
いました。中には昨日も来た人もいました。昨日はもっと良かったそうです。
カメラマンにとって人気のスポットのようです。

※ 初めてご覧になった方へ
   ゴジラ岩は自然の造形です。
2010年8月(LT−18)をご覧ください。

LX−2

 太陽が日本海の水平線に沈むかと思ったら雲がありました。その雲がゴジラの
口に伸びてくれれば、迫力が増して最高の写真が撮れます。
そんなにこちらの希望どおり都合良くはなりません。残念。
水平線に見える黒い影は漁船です。


LX−3

 太陽が西の空に沈み、空がもっと真っ赤に染まる思って1時間ほど
そのチャンスを待ちました。なりませんでした。
 岩の上のふたつのシルエットは、若いカップルさんです。


LX−4

 水平線上に帰路につく漁船です。
夕日の時間を待って撮ったゴジラ岩、50枚ほど撮って半分が失敗でした。
夕日用のフィルターもないし、逆光で撮ったので、失敗は仕方ありません。
まあ、2回目でこれだけの写真が撮れれば満足です。
皆さんもチャレンジしてみてください。
(無断転用しないでください)

LX−5

 ようやく主テーマの茅葺き民家です。日中でも肌寒く、茅葺き民家の煙突から
煙が出ていました。薪ストーブです。
 手前は、10月の今が見頃のカキツバタです。以前、紹介した我が町のカキツバタで
ありません。

LX−6

 先月、昨年より1ヶ月早く初冠雪した鳥海山、今月に入り、さらに雪が降りました。
たぶん、このまま根雪になるほど降りました。通常は、初冠雪は溶けて、その後、
数回の雪で根雪になります。私の短い写真歴の中で、こんなに早く根雪になるのは
初めてです。


LX−7

 場所を変えて撮った鳥海山、7〜8合目から頂上まで雪で覆われました。
薄日が差して青空になると思ったらなりませんでした。ずっと薄曇りのままでした。
こだわりの青空が撮れたら写真を差し替えます。

LX−8

 稲刈りの終わった後に咲いた名もない山野草です。
山野草事典によれば、ママコノシリヌグイ?かな。あまり名前が良くないけど、
ピンクの可憐な花です。昨年も撮りました。

LX−9

 今年も見頃を迎えた秋田の彼岸花です。ここに暮らすご主人が関東方面へ
仕事に行ったとき、球根を頂いて、自宅の庭に植えたものです。
しばらく開花せず、移植してから5〜6年が過ぎてようやく咲いたそうです。
その後、毎年、見事な花を咲かせています。

LX−10

 先月から咲き出した彼岸花、こちらは、集落で環境美化のために球根を買って
数年前から少しずつ増やしています。ぽつりぽつりと咲くせいか、見学者はあまり
いません。数年後、数十年後に群生地になれば、見学者も増えると思われます。


 昨年、私も宮城県の知人から彼岸花の球根30個ほど頂きました。
今年、咲くと思って楽しみにしていましたが一輪も咲いていません。
植え方がまずく、球根が朽ちたか?関東から移植して開花まで5〜6年かかったと
言うから球根が生きていることを信じて気長に待ちます。

LX−11

 朝日にきらきらかがやく稲穂です。まだ、朝露に濡れて刈り取りできません。
霧が発生し、晴れれば、はるか向こうに鳥海山が見えるところです。
しばらく待ちましたが、晴れませんでした。場所を変えても同じでした。


LX−12
LX−13

 先月、初冠雪した鳥海山、その後、晴天が続き、頂上付近の雪が心細く
なりました。初冠雪が消え、また、降ってと、それを2〜3回繰り返して根雪に
なります。ようやく、晴れの天気で大きな鳥海山を撮ることができました。

 例年になく早かった初冠雪、今冬は雪が多いか少ないか?
カマキリさんの積雪(予報)予知能力が優れていることは紹介しました。
ただし、カマキリさんの行動範囲に限定され、局地的予報に優れています。
 他に優れている昆虫がカメムシです。異臭を放つ嫌われものです。
そのカメムシが例年になく県内各地で発生し、カメムシの大発生する年は、
雪が多いと言われています。なぜかはわかりません。ただし、カマキリさんのように
積雪の予知はできません。昔から言われている秋田の言い伝えです。
また、ジャガイモが大きく、豊作のときも雪が多いと言われています。
それぞれの根拠はよくわかりません。
 今朝、我が家の近くで見つけたカマキリの卵、わずが10センチ足らずでした。

LX−14

 菊が見頃を迎えました。食用菊です。久しぶりにおじゃましました。
と言っても2ヶ月ぶりです。
 この秋、県内各地の民家の近くに熊の出没で相次ぎ、里山の木の実が不作と
言われていました。この地域もそうかなと思ったら、以外にも豊作とのこと。
自宅の敷地にある栗の木にたくさん実り、栗が大豊作です。
拾っても拾っても拾いきれなく、いっぱいあるからと、おみやげに頂きました。
リスさんの冬眠にも十分なほどたくさん頂きました。

LX−15

 遠くの里山から流れて来る豊富な清水で造った池です。常に池に注ぎ込み
いつもきれいな池です。鯉が住むには冷たく、きれい過ぎます。


LX−16

 里山の木の実、不作と勝手に思っていました。大木の全部の枝にたわわに実った
野生種の梨です。小粒の野生種の梨です。
幼少から少年期に甘いものに飢えていた時代によく食べました。
1個採って食べてみました。渋い、とても渋く、よくこんな渋い梨を食べたと思います。
採ってから食べずに数日置くと、少し甘さが増して食べ頃になります。


LX−17

 鳥海山が紅葉の見頃を迎えました。5合目までクルマで行くことができます。
その途中にある法体(ホッタイ)の滝です。
実写版、映画「釣りキチ三平」のクライマックスシーンのロケ地となった滝です。

LX−18

 稲刈りを終えた田んぼで農作業です。田んぼに溝を掘っています。
春に耕耘機ですればと思うのですが、この地域は雪解けが遅く、排水を良くすることで
雪解けが早くなり、春の農作業を早くすることができます。

LX−19

 右斜め上方からの日光を浴びています。私の影がじゃまで、入らないように撮るのが
とても難儀でした。まあ、仕方ないから自分もいっしょに撮りました。

 ニュースです?今年8月下旬、女優の高橋恵子さんがこの集落に訪れたそうです。
テレビ東京系列で、「田舎に泊まろう」という番組の収録のためです。
秋田の民放で、テレビ東京とTBSはほとんど見ることができません。
一部の放送のみ遅れて見ることができます。そのひとつが「田舎に泊まろう」です。
かなり遅れて放送され、1年以上のブランクがあって放送されることもあるそうです。
 テレビ東京の放送を見ることができる地域はすでに放送されました。
名古屋で暮らすこの集落出身の方がDVDに収録し、生家に送ってくれました。
その放送を見せて頂きました。山里の原風景が紹介され、ここで暮らす方々の
温かいおもてなしの心が随所に紹介され、感動的な番組でした。

LX−20

 自家製のたくあん漬けを作るための大根干しです。
自家製で作ることも少なくなり、昔どこでも見られた風景が珍しくなりました。

LX−21

 青空に色づいたナナカマドの実です。遠くに鳥海山の見える風景です。

山形の茅葺き民家
LX−22

本格的に山形の茅葺き民家を撮り始めて、3回目の山形です。
予報はあまり良くなく、曇りベースの晴れ、早朝5時過ぎに出発しました。
6時前には山形県境に達し、一般道と高速を使って、7時頃、最初の目的地に
到着しました。まだ、民家全体に朝日が当たらず日陰でした。
しばらく待つことにしました。心配していた天気は、予想外に良くて快晴でした。
 
 国指定の兜づくりの民家です。刈り取って間もない葺き替えのための茅(ススキ)が
干してありました。このまま雪囲いになります。


LX−23

 兜づくりの民家、屋根の修復中でした。早朝で、始まるまで時間があります。
修復中の屋根の軒先、、四隅の先端に注目してください。茅を丸めて差し込んでいます。
先端部分を強度補強の意味もありますが、兜づくりの遊び心です。職人さんの粋です。


 これから始まる作業について、茅職人さんとお話することができました。
指定文化財になっている民家ですが、年々、予算が削られ、思うような修復、
維持管理ができないそうです。また、修復が入札制度のため、一部屋根を県外業者が
施工しました。秋田や山形は挿し茅(差し茅?)方式と言って、表面の朽ちた茅を
取り除き、その部分に新しい茅を差し込んで修復します。秋田や山形の茅はススキです。
県外業者は葦(ヨシ)を使い、葺き方も異なります。このため、屋根全体が不自然です。
山形の職人さんも高齢化が進み、後継者がいません。
このままでは山形県独自の屋根を県外業者が施工し、何の魅力も感じない
民族史料館になりそうです。私の個人的な感想です。


LX−24

 明かり窓の先端、猫の耳のような造りになっています。茅職人さんの説明です。
なるほど、明かり窓がなんとなく猫の顔のように見えます。

 秋田は茅職人さんのことを茅手(カヤデ)と言い、山形では葺師(フキシ・フクシ)と
言うそうです。

LX−25

 峠を越えて山形の内陸部に入ったら、朝霧が発生していました。
ようやく晴れて来たその先に茅葺き民家がありました。手前の紅葉は○○の木です。
赤い実がたくさん実っていました。


LX−26

 今が見頃のダリアの向こうに茅葺き民家です。
写真を撮っていたら、この集落に暮らすご婦人から声を掛けられました。
日本画が趣味で、この集落にあるもうひとつの民家を描き、それが県展に入選した
そうです。冬景色を描きました。残念ながら、その絵は県展会場にあって、見せて
もらうことができませんでした。これから県展に出かけるそうです。
別れ際に、今朝、収穫したばかりの新鮮なラフランスを頂きました。
ありがとうございました。


LX−27

 ここへ到着したとき、11時を過ぎでした。もう、陽が高く、少し逆光ぎみでした。
稲刈りを終えて、すでに来年のための田起こしを終えています。

 おじゃましたとき、家人が畑作業中でした。
前回、おじゃましたときに撮った写真をプレゼントすることができました。
ちょうど収穫作業中で、写真のお礼にと、収穫したばかりのキャベツとブロッコリーを
頂きました。ありがとうございました。
 私がお気に入りの茅葺き民家と漆喰の土蔵、
うっすらと雪化粧した風景がなんとも幻想的で素敵だそうです。家人、自慢の風景です。
まあ、冬の風景は撮れないでしょう。秋田から遠すぎます。たぶん、次回は来春です。
3回目の山形も素敵な出会いがたくさんありました。温かい出会いがたくさんありました。
大切にしたい出会いです。



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