2012 4月
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 4月に入っても雪模様です。台風並みに発達した低気圧の来襲前に撮りました。
雪に覆われたフキノトウ、あちらこちらで芽吹いています。
 都会で暮らす方々へ春一番の山菜として届けて上げたいほど、いくらでもあります。
特に贅沢な食材でありません。いくらでもあるから、いつでも食べれると思い、
摘まないでいると、旬の季節はあっという間に過ぎます。今年はどうかな?
旬が過ぎて大きくなったら、蕗として食用できるからいいか(^O^)

山形の茅葺き民家
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 昨年11月以来、久しぶりの山形路です。前日の予報は、くもり一時雪でした。
県境まで約1時間、早朝6時には山形へ入りました。予報どおり曇りでした。
酒田〜鶴岡から峠を越えて、山形の内陸部、寒河江に入りました。峠付近の路面は
圧雪の雪で、本格的な雪模様になりました。このまま降り続くと思われた雪も
寒河江の内陸部に入り、徐々に薄日が差す曇り空になりました。
 午前10時、薄日の差す雲の間から太陽が見え隠れしてようやく青空の天気に
なりました。

 最初のスポット、まだ、田んぼには多くの残雪があり、南斜面の土手にフキノトウが
芽吹き始めています。

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さらに近景を撮りたいと思って近づいたら、急斜面の土手に福寿草が咲いていました。

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 陽当たりの良い斜面に咲く福寿草です。福寿草のまわりは、まだまだ多くの残雪が
ありました。


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 ネコヤナギが芽吹いていました。ピンク色のネコヤナギ、あまり見かけません。
たぶん、初めて見ました。どこでも見られるネコヤナギ、この年齢まで、気をつけて
見ることがなかったので、ピンク色のネコヤナギが新鮮に見えたのかもしれません。
ピンク色から徐々に黄色に変わるそうです。黄色のネコヤナギは終わりかけの
ネコヤナギです。

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 雪深い田んぼの上に立って撮りました。積雪は30cm以上あります。
手前のカーテン状のものは、葺き替えに使う茅(ススキ)です。
 家人が在宅でした。昨年11月に撮った写真と秋田のおみやげををプレゼント
できました。残雪の中、雪路の除雪作業中でした。ここに立つまで、山形路の山々が
うっすらと雪化粧していました。昨日は、まとまった雪が降って、この周辺もきれいに
雪化粧したそうです。陽が高くなって淡い雪化粧も消えてしまいました。

 白い漆喰の土蔵を見て、茅葺き民家の写真はやめました。そして、・・・・・
銀山温泉の鏝絵
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 ずっと行ってみたいと思って、やっと来ました。尾花沢市の銀山温泉です。
「おしん」で有名になった銀山温泉です。写真は温泉宿のひとつ、3階建ての古風な
温泉宿です。2階部分と、3階の一部に鏝絵(コテエ)の装飾があります。
ずっと行きたいと思っていたのは、銀山温泉の鏝絵を見たかったからです。
鏝絵は左官職人の高度な技です。鏝絵は明治期に開花し、大正、昭和の時代まで
続いた左官職人の技です。我が町や秋田に現存するに鏝絵については、
「道草◆◆」で何度か紹介しています。興味があったらご覧ください。
温泉宿の前に、鏝絵についての看板がありました。一番知りたかった製作年代、
作家名等が判らず、残念でした。鏝絵の色彩が鮮やかで、たぶん、現代になって
修復したか、新たに製作したように思えました。

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 左官職人の高度な技、漆喰で作った「迎客千年松」です。
旅館の玄関にショーケースに入って飾られていました。黒光り漆喰の上に作った
古木の松です。梅と笹で作った鶯の巣がありました。松竹梅の吉祥のデザインです。
全体の造りは、黒塗りの漆喰で作る土蔵の入口扉の造りでした。
製作当時、左右対になっていたかはわかりません。
我が町に現存する漆喰の
「阿吽の虎」は、大きな土蔵の入口扉です。

 銀山温泉街は大正から昭和初期に建築された古風な温泉宿が特徴です。
この風情を守るため「町並み保存条例」が制定され、多くの観光客が訪れていました。
若者にも人気があるようで、多くの若者がいました。
できれば、銀山温泉の歴史などを紹介するガイドさんがいればと思いました。
次回は、ゆっくり行きたいと思います。

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 MD−1,MD−2のフキノトウに続いて、春一番にキクザキイチゲソウが
咲きました。開花から終わるまで、わずか1週間足らずで終わります。
春の強風や雨が降ると、桜と同じように可憐な花びらが散ってしまいます。

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 昨年11月以来、久しぶりに青空のある鳥海山の写真が撮れました。
晴れの予報で、4月の始めに来たときは曇天でした。
私の休日と、晴れと、鳥海山の見える日が合わず、今年、ようやく実現しました。
大げさなほど待ち望んでいました。
 すでに、つぼみのフキノトウは少なく、花の咲いたフキノトウがほとんどでした。
これからの季節、鳥海山の写真が多くなります。

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 茅葺きの納屋と瓦葺きの納屋の家人が在宅でした。薪割りをしていました。
この地域も4月初めの爆弾低気圧により大きな被害が出ました。
茅葺き屋根の一部が傷んだでいました。幸い被害は軽微でした。
今年もまた、四季折々の写真が撮れそうです。非礼のないよう、撮りたいと思います。

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 今年もやって来ました。圧巻の福寿草の群生地です。
地元の方以外はあまり知られることのない群生地です。
茅葺きの納屋とともに大切にしたい群生地です。


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 福寿草やフキノトウが咲く周辺は、まだまだ多くの残雪がありました。
いつも同時に咲く、キクザキイチゲやカタクリ、それとショウジョウバカマは、
まだまだ雪の下で、雪解けが始まらないと咲きません。
人里周辺は山野草の宝庫です。
都会で暮らす山野草愛好家の方々にはどれも垂涎の山野草でしょうか?
一斉に咲く圧巻の風景、見せてあげたいです。

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 大型のロータリ除雪機による除雪作業です。
真っ白な雪を真っ青な空に向かって勢いよく吹き上げています。

福寿草の咲く風景から一転して別世界です。

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 除雪した道路から撮った風景です。道路脇の雪壁は高く、2m近くありました。

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 ロータリ除雪機と小型ブルドーザが連携して除雪作業をしています。
ブルドーザの下は田んぼです。雪山に登って撮りました。
冬の間、除雪によって高くなった道路脇の雪をブルドーザによってならしています。

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 除雪によって道幅を広げています。ブルドーザによってならしても、なお私の身長より
雪壁がありました。この写真も雪壁の上に登って撮りました。

 おそらく、鳥海山が見えるこのような風景は、今後、撮れないでしょう。

この時季、毎日、除雪があるわけでありません。
道路幅を広げる除雪で、今冬の除雪は終了です。
あとは自然の雪解けを待つだけです。
茅葺き民家の前の除雪する時間は決まっていません。
さらに、毎日、晴れるわけでありません。毎日、鳥海山が見えるわけでありません。
私は働いています。サンデー毎日でありません。

いくつもの幸運が重なって撮ることができました。
だから、どの写真も世界で一枚の写真です(^O^)

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  4月になって解け始めた雪は重く、圧雪状態です。
ブルドーザでならしてもせいぜい50センチぐらいしか低くなりません。
ブルドーザで除雪し、ならしても、まだまだ私の身長以上に積雪がありました。
私の立つ位置は除雪した部分よりもさらに高い位置です。
おかげで、世界で一枚の写真がたくさん撮れました(~o~)

山形・福島路
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 往復山形経由で、福島へ行って来ました。その途中で寄った兜造りの民家、
国指定の多層民家です。山形鶴岡市から内陸部寒河江市に向かう峠越えのこの周辺、
まだまだ積雪が多く、ようやく雪解けが始まったばかりでした。


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 長年、本物を見たいと思ってようやく実現しました。福島県三春町「三春滝桜」です。
4月21日、咲き始めの頃、NHKで夜桜の「滝桜」が放映され、そこで滝桜に関わる
人々の人間模様も紹介されました。
  多くの人がNHKの放送を見たことでしょう。渋滞が予想されます。福島の知人に
なんとか渋滞に巻き込まれないように、けもの道を聞きました。ないそうです。
少しでも渋滞を避けるように平日に行こうと思いましたが、連れが土日の休みしか
取れません。

 4月28日〜29日の日程で出かけました。良く晴れました。
どうしたら渋滞に巻き込まれないか作戦を立てました。初日28日は夜桜を見ることに
しました。きっと渋滞はないだろうと予想しました。夕方6時半過ぎ、三春インターから
一路、三春滝桜を目指しました。案内板に沿って走りました。途中まで順調でした。
このまま順調に目的地かと思いましたが甘かった。わずか数キロを1時間半の渋滞で
やっと8時過ぎ目的地に着きました。1時間半の渋滞が苦にならないほど見事な
しだれ桜に、来た甲斐がありました。
いつものことですが、残念ながら三脚まで用意して撮った夜桜は、ほとんど失敗でした。

 28日、観桜の帰路、宿に着いたのが午後10時頃、夜桜も良いが昼の桜も見たいと
思いました。あの感激を一度だけでは物足りません。午後11時に就寝し、
うとうとしながら気がついたら午前3時でした。連れをたたき起こして宿を出発しました。
真っ暗です。星が見えません。晴れの予報はうそか?あとでわかったことですが、
朝霧が発生していました。一路、目的地、三春インターまで順調、昨日、渋滞だった
国道バイパスも順調。国道から右折して三春滝桜まで数キロ、どうかな?順調です。
なんと駐車場まで渋滞なく到達できました。やった。早起きした甲斐がありました。
大駐車場は車中泊の車でいっぱいでした。駐車できる場所もありましたが、
引き返してちょっと遠いが数十台の駐車場にしました。誰もいません。
夜明けまで仮眠を取りました。

 MD−24は、夜明け後まもなくで5時半頃の写真です。手前は朝露に濡れた
蜘蛛の巣です。イチイの木の垣根いっぱいに蜘蛛の巣がありました。不思議な模様
でした。その後、MDー25〜MD−27まで、午前7時半頃まで撮りました。
みなさん、カメラ持参です。三春滝桜の周辺は広く、みなさん、それぞれに
撮影ポイントを選び、移動しながら撮っていました。それにしても、みなさん、
りっぱなカメラを持っていますね。
高級機種に応じて写真の出来映えも違うんだろうかと、ふだんは考えもしなことを
考えてしまいました。嫉妬したところで買えないし、面倒なことが嫌いな私です。
いつもどおりカメラまかせの風景モード、オート機能で撮りました。

 帰路は大渋滞でした。対向車線です。どこまで続くんだろうと思ったら
高速道三春インター出口に入る車線が数キロ先から渋滞していました。まだ、早朝の
8時頃のできごとでした。

 秋田と福島は違うの?
全国的にも有名な秋田の◇◇夏祭り会場周辺では、空地と言う空地に多くの
臨時駐車場ができます。それもぼったくりと思われる高額な駐車料金です。
他に臨時の屋台が至る所にできます。
 「三春滝桜」までのルート、空き地はあるけど臨時の駐車場はありませんでした。
もちろん、臨時の屋台もありませんでした。駐車場は無料でした。
滝桜の拝観料は、わずか300円です。夜桜の会場に入場したのが、
午後20時過ぎでした。拝観料を払おうとしたら、午後20時を過ぎたら無料ですよと
言われ、受け取りませんでした。滝桜の周辺は、ちょっとした公園とソメイヨシノの桜が
咲いていました。夜桜を観桜しながら宴会をしている人は誰もいませんでした。
翌日もシートを敷いての花見や宴会の風景は見かけませんでした。
たぶん、滝桜周辺は禁止なんでしょう。秋田のことを知っているから、とても気持ちよく
観桜できました。とても感激しました。また、行ってみたいと思いました。

 秋田と福島は違うの?福島の知人か、三春町観光課に聞いてみたいと思います。

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 5〜6年前、テレビの旅行番組で、駅舎が茅葺きで、温泉付きの駅舎があることを
知り、その駅舎が秋田横手市から岩手北上市を結ぶJR北上線と知りました。
西和賀町湯田温泉郷にある「ほっとゆだ」駅です。いつか行ってみたいと思いながら
確か3年前に行きました。県境を過ぎてまもなくの駅です。
わくわくしながら「ほっとゆだ」駅に到着、なんか変です。駅舎は茅葺きでありません。
確かに駅舎は温泉付き駅舎です。勘違いかと思い、秋田よりの駅に戻りました。
茅葺きでありません。さらに「ほっとゆだ」駅より北上市よりの駅舎に行ってみました。
ここも茅葺き駅舎でありません。「ほっとゆだ」駅に戻り、駅員の方に聞きました。
茅葺きの駅舎は駅員の方も知らない昔、昔はそうだったかもしれないと、曖昧な
回答でした。
 失望のうちに帰宅後、ネットで調べたら、それは確かにありました。
福島県会津鉄道「湯野上温泉」駅でした。

 失望から3年後、ようやく「湯野上温泉」駅に来ました。
28日、夕方5時過ぎに到着しました。もう、太陽が西に傾いて駅舎全体が日陰です。
仕方ありません。
駅舎は茅葺きで、駅舎のホームに大きな桶があって温泉が湧いていました。
ちょうど良い湯加減です。残念ながら入浴はできません。観光用です。
会津鉄道に乗らなくても写真だけの目的で、200円でホームに入ることができます。
ここでも夕方5時を過ぎたからと無料でした。なんと良心的でしょうか。
29日、三春滝桜の観賞後、渋滞で来られるかわからないので
日陰の写真を撮りました。

 翌日29日、三春滝桜観賞後、早く行動をしたことが功を奏し、渋滞なく、再度、
「湯野上温泉」駅に来ることができました。午前10時頃でした。よく晴れました。
ソメイヨシノの桜が満開で、ここでも多くのカメラマンがいました。
大変満足した福島の観光でした。

 私の主題である福島の茅葺き民家、ほとんどがトタン葺きに葺き替えられ、
人が暮らす茅葺き民家は1戸のみの発見に終わりました。




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