2004年 12月


もどる



AP−1


AP−2

 秋田の12月、空が鉛色です。 
日本海が荒れて、北風が吹くとハタハタが到来します。
県民が待ちこがれていたハタハタが今年もやって来ました。
冬の味覚、ハタハタ(鰰)が豊漁です。
一時期、獲りすぎて高級魚でした。
資源管理のおかげで、ふたたび漁獲量が回復しました。
秋田の人は、ハタハタを食べないと正月を迎えた気分になりません。
秋田の冬の風物詩です。

 本題です。10日、久しぶりの快晴です。12月、最初の写真です。
朝方、冷え込んで氷が張りました。
日陰の部分は霜柱が立って白くなっています。


AP−3

 茅葺き民家が2戸並ぶ風景です。
渋柿が今年も食することなく実っています。


AP−4

 茅葺き民家が3戸並ぶ風景です。かつて、5戸並んでいた風景です。



AP−5

 久しぶりに訪れた民家です。家人とは顔なじみです。
忙しく冬支度をしていました。薪ストーブに焚く薪を積んでいました。
 
 世間話をしました。この民家に新しく家族が増えました。
雌の犬です。捨て犬です。
山あいのこの集落は、県都秋田市から比較的近い場所にあります。
心ない犬の飼い主が、犬の世話に手を焼いて山里に捨てに来るそうです。。
新しく家族になったここの雌犬は、家人が不びんで飼うことにしました。
この民家には、黒猫もいます。2003年8月のショットで紹介しました。

AP−6

 しだれ桜のある民家です。春に紹介しました。
家人が在宅でした。ここでもしばらく世間話をしました。
 イチイの木がありました。やぶ椿(寒椿)の木がありました。
いずれも大木で、樹齢が100年近くあります。
この民家の歴史と同じです。


AP−7

 廃墟となった茅葺き民家です。飛行機雲の残存と重なります。
私が写真を撮り始めた4年前、すでに人が住んでいませんでした。
以前、ここの家人とお会いしました。
仕事の関係で、秋田市に引っ越ししました。


AP−8

AP−9

 12月◇◇日、昨日の快晴がうそのように、北風の吹く寒い一日でした。
茅職人の若者、風間さんが同行しました。

 りんごが実る民家です。昨年のショットで紹介しました。
屋根の茅の厚さが圧巻です。今後も茅葺きのまま維持・管理して行く民家です。
茅職人の風間さんに見せたかった民家です。近い将来、彼が葺くことになると思います。
 ご主人と奥さんが在宅でした。
風間さんを紹介したいため、事前にお会いする約束をしていたのです。
とても有意義な時間を過ごすことができました。心温まる会話がたくさんできました。
帰りに、この民家で実ったリンゴを頂きました。秋田の人の心です。

AP−10

 冬囲いした茅葺き民家です。両中門造りの民家です。
家のまわりを囲っているのは茅(ススキ)です。
来年、屋根を葺くための茅です。それを冬囲いに利用しています。


AP−11


AP−12

AP−13


AP−14


AP−15

 この時期、秋田の天気予報は、毎日コロコロ変わります。きょうの予報、昨日は曇りでした。
それで、今朝はゆっくり寝ていました。犬の散歩で外に出たら、ほとんど雲がなく快晴でした。
 急いで準備して出かけました。
南に向かって、東に向かって、また、南に向かって、西に向かって、帰路は北でした。
昨晩、雪が降ったらしく、日陰にうっすらと雪がありました。遠くの山々もうっすらと雪化粧していました。
まもなく、秋田は、一面雪の風景に変わります。



AP−16

AP−17

AP−18

 坂道のある茅葺き民家です。スズメバチの巣があった民家です。今は巣立って取り除きました。
ご主人が、田んぼで農作業をしていました。
きょうは、遠景の写真が中心でした。そのため、会話はこの民家のご主人だけでした。

 この民家には、個人所有のお社がふたつあります。ひとつは馬頭観音を祀ったお社です。
写真の茅葺きのお社です。もうひとつは山の神です。山の神のお社はこの社の後方にあります。
昔は、お祭り、行事として、それぞれに神事を行っていました。
今は、大々的に神事を行うことはなくなりました。大衆信仰も時代の流れで風化しつつあります。
 
 茅で葺いたお社、貴重な時代になりました。私の撮った茅葺きのお社は、わずかに4戸です。
3戸はこの周辺で撮りました。
 もどる