2006年6月
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BLー1

 今の季節、里山を彩るのはタニウツギとフジの花です。
タニウツギは淡いピンク、フジは淡い紫色です。
タニウツギは里山のどこでも自生しています。
茅葺き民家とのショットは苦労しません。
茅葺き民家とフジのショット、今月のショットで紹介できるかな?

BLー2

 農業に機械化が進んだ今、県内の田植えは、ほぼ終えました。
上は田植え直後の山里の風景を台地の上から撮りました。
棚田式の田んぼの一番高い位置に堤があります。
昔、田んぼに引いて利用した堤、今は利用していません。
秋田の田んぼは基盤整備されて、かんがい用水路から水を引きます。


BLー3


BLー4

 上の2枚は山里にある茅葺き民家の近景です。
BL−4の田んぼはこれから田植えです。小さな三角の田んぼです。
なんか、手作業で田植えをするのに適当な大きさです。
 
 昔、昔・・・・・・・。
私が幼少の頃、田植えはすべて手作業でした。
老若男女、隣近所・親戚まで集めて、共同で田植えをしました。
手作業の田植えは、今よりずっと遅く、6月に入ってから始めたそうです。
私の持っている知識は昔も今も同じでした。
 
 昼ご飯はみんなで食べます。ちょっとした宴会です。
田植えの昼どきによく食べたのが、きな粉ご飯です。
若葉の大きな朴(ほう)の葉に包んだきな粉ご飯です。
朴(ほう)の葉は、北国の広葉樹としてはめずらしく大きな葉です。
南国産の葉のようです。長さ30センチ幅15センチほどあります。
きな粉ご飯に朴(ほう)の葉の香りがしみこんで美味です。
 きな粉ご飯と並んで食べたのが、笹巻です。
餅米を若葉の笹に包んで蒸したものです。
当時の子どもたちにとって、どちらもちょっとしたおやつでした。
 「田植え」という一大行事が終わる頃、カシワ餅を作って祝います。
若葉のカシワの葉にあんこ餅を包みます。

 今どきの日本、今の季節に、自家製のきな粉ご飯、笹巻、カシワ餅を
食べる方、いますか? それとも秋田だけの食習慣ですか?
メールお待ちしています(^O^)


BLー5


BLー6

 5月16日のショット、BJ−37のその後です。見比べてください。
今は、桐の花(BL−5)が見頃です。
写真左側の杉の木にフジのツルが絡んでいます。
残念ながら、まだ、咲いていません。この山里、ご自慢のフジです。
撮りたい、見たいけど、我が家から遠いので紹介できるかな?
 


BLー7


BLー8

 今から4年前、偶然にも田植え直後に補植をしている女性の写真を
「田の神」で撮ることができました。それがBLー7の写真です。
私にとっては、貴重な一枚でした。秋田美人の奥さんでした(^O^)
もうちょっと若ければ早乙女でした。
正面からの写真と思いましたが、さすがに遠慮しました。言えませんでした。

 あれから4年後、なんと言う偶然でしょうか。
またまた、「田の神」で補植をしている写真を撮ることができました。
BLー8の写真です。以前に撮らせて頂いたことを覚えているか聞いて見ました。
覚えていませんでした。別人でした。田んぼの持ち主が違っていました。
 奥さんは美人でした。やはり、もうちょっと若ければ早乙女でした。
この地域は美人の産地です。秋田美人の産地です。確信しました(~o~)
仕事のじゃまをしてしまったことをお詫びして、次へ向かいました。


BLー9

 なんと心が癒される風景でしょうか。日本の原風景です。秋田の原風景です。
この原風景、私が生きている時代で終わるのでしょうか。
終わらせていいのでしょうか。
 手前の広い水面は、本来なら苗を植えている場所でした。
減反政策によって植えていません。もったいない話です。
休耕田になって草ぼうぼうの風景になるより、ずっといいかな。

 昨年9月以来、久しぶりに訪れました。ご夫婦が在宅でした。
いつも温かいもてなしを受け、恐縮します。
しばし、長居をしてお話することができました。
田植えが一段落して、これから根曲竹のタケノコ採りが始まります。
雪が多かったため、採る時期が例年に比べて遅れています。
ゼンマイなどと並んで、農家の大きな副収入になります。


BLー10

 平成15年5月以来、3年ぶりに訪れました。
正確にはこの民家をいつも遠くに見ながら、さらに遠いところへ行っていました。
 ご主人が在宅でした。しばらくぶりの非礼をお詫びしました。
久しぶりのことで積もる話もあって、コーヒーを頂きながら1時間ほど
長居しました。
直家ですが、とても手入れが行き届いています。
子どもたちはこの家を離れて、町で暮らしています。
ご自分が健康なうちは、ずっと茅葺き民家を守ります。守り続けます。
自宅が茅葺き民家のため、県内に点在する茅葺き民家を知っていて、
BLー9の民家は、ここのご主人に教えて頂きました。
私が撮った茅葺き民家が約500戸、ご主人曰く、もっとあると言うことです。
そうかな?そうかもしれない。私の統計に加算があるから間違いないかも。
 私の統計は加算のみで、減算はないことにしています。
減算はないことにしているけど、今年、解体した茅葺き民家、
すでに4戸ほど確認しています。
残念です。「失われた風景」で紹介します。


BLー11

 オオデマリ?、コデマリ?どっちかな。どちらかでしょう。
と(&)、左側の花もわかりません。
花々が咲く間から遠くに茅葺き民家のある風景です。
私のいつものワンパターンの写真です。


BLー12


BLー13

私のいつものワンパターンの写真の続きです。
昨年、念願だったフジの花と茅葺き民家を撮りました。
今年も同じ場所で撮りました。
昨年に比べて花の数が少なく、ちょっと残念でした。
今年の大雪の影響が、里山の植物の生育に大きく影響しているそうです。
山菜の収穫がパッとしないと、ここに暮らすご主人が話してくれました。

BLー14

 フジと同じく、薄紫色の桐の花です。
フジの花が下に垂れて咲くのに比べて、桐の花は上に向かって咲きます。
秋田の5月下旬から6月にかけて彩る代表的なふたつの花です。
 今、私の町で彩る花は、ニセアカシヤの白い花です。
近くを通ると甘い香りがしてきます。数年前、試しに天ぷらにして食べました。
たくさん、たくさん咲いているけど、その後は食べていません。

BLー15

BLー16

 山里の田んぼ、田植えが一段落して、後は順調な生育を祈るだけです。
水の管理と、もうひとつ大切な作業が田んぼの畔(あぜ)や法面の草刈りです。
雑草を伸び放題にしておくと、害虫などの巣となり、収穫に大きく影響します。
 
 必ずしも害虫と言えませんが、田んぼの周辺にはたくさんの蛇が
生息しています。
餌となるカエルや野ネズミがたくさんいるため、それを狙っています。
野ネズミは田んぼの畔などに穴を開けて、そこをねぐらとします。
その穴から水が漏れるため、農家にとって、ネズミの存在は悩みの種です。
そのネズミを食べてくれるのが蛇です。ネズミの天敵です。
 写真を撮る私は、会いたくない、会いたくないと思いながら歩いていると、
なぜか会ってしまいます。この日は5匹の蛇と会いました。
種類も豊富で、ヤマカガシ、アオダイショウ、シマヘビ、それに黒い蛇でした。
黒い蛇???、マムシではない。
全身が真っ黒で、マムシ特有の斑模様がありません。
アオダイショウが日焼けして真っ黒に?、それはあり得ないな。
もしかして、新種の蛇、発見かな?怪蛇、ツチノコ?、
まさか、そんなことはないな。全体が細身過ぎます。
 昔、子どもが使っていた図鑑で調べて見ました。
見ているだけで、気持ちが悪くて背筋が寒くなります。
結局、わかりませんでした。
図鑑の蛇の種類に蛍光ペンで、印がしてありました。
妻に聞いて見ました。妻が印を付けました。
なんと野道を歩いていて、万が一にも出くわしたとき、毒蛇と無毒の蛇を
見分けるために、印をしたそうです。自分の仕事(パート)に役立てるとか。
さて、妻の職業は?、何でしょうか(~o~)

BLー17


BLー18

 BLー17は、サンザシの花、上はアヤメ?と
白い野の花は、マーガレット?と、妻が主張、
私は田んぼの畦道に咲いていたから山野草図鑑で調べてユウガギクと
結論しました。さて、どっちが正しいか、昨年来、論争が続いています。

 6月14日、ふたつの疑問が生まれました。アヤメもそうかな。
私の疑問解けた方、メール下さい。


BLー19

 先日、新しいデジカメを購入しました。庶民的な価格のデジカメです(~o~)
今まで使っていたA社のデジカメを下取りにして、B社のカメラにしました。
A社のデジカメ、わたし的に緑色が気に入りませんでした。
 
 6月26日、梅雨が明けたと思うほど、夏の暑さです。
きょうが、B社のカメラで撮る初めての風景写真です。
一番気になる緑色、まずは合格でした。

 本題です。昨年の今頃、アヤメが咲いていた場所です。
残念です。見頃が過ぎたのか、アヤメが切られていました。
その変わり、彩っていたのがグミの赤い実です。
見ているだけで、口の中が渋くて甘酸っぱい味が広がります。


BLー20

 太陽が真上にあります。立っているだけで汗が流れます。真夏の暑さです。
遠くの雲が見る見るうちに大きくなり、入道雲になりそうな勢いです。


BLー21

 母屋と納屋が茅葺きの民家です。
土蔵の手前、今年もヒマワリを植えていました。まだ、背丈が30センチ程度で
開花までしばらくかかりそうです。

BLー22


BLー23

  稲が順調に生育しています。月初めに紹介した田んぼと見比べてください。

 農作業中のおばあちゃん、お願いして写真を撮らせて頂きました。
しばらく世間話をしました。お話するのは、この日が初めてでした。
初対面なのに、時間を忘れて話がはずんでしまいました。


BLー24

 何の花? ジャガイモの花です。久しぶりに見たような気がします。

BLー25

 ネギボウズと思ったら、ギガンジュームの花だそうです。
妻から教えてもらいました。
たくさんのミツバチが飛び回る中、ギガンジュームの花びらの奥にカエルが
隠れていました。
日ざしを避けていましたが、人間の気配を感じて中から出て来ました。




堪忍袋の緒が切れた話
 6月30日、南へ向かいました。立ち寄った先々で、楽しい会話をし、
以前、撮った写真を差し上げました。皆さんからとても喜んで頂きました。
 
 最後に立ち寄った民家で、思いも寄らぬ話を聞きました。
「またか」と言う話でした。県外、I(i)県から来た男性の話でした。
あまりの傲慢さ、マナーの悪さに、家人が遂に堪忍袋の緒が切れました。
 4月頃に一度来て写真を撮りました。帰路、車のバッテリーが上がり、
身動きが取れなくなりました。家人が、車の中で寝泊まりする男性を見かねて
自宅に泊めてやりました。夕食をご馳走しました。
そして、酒を出しました。これが間違いの始まりでした。極めて酒癖の悪い
男性でした。ご主人の酒まで勝手に飲むありさまに、泊めてしまったことを
後悔しました。家人もその日限りと思い、がまんしました。
もう二度と来ないでほしい、来るなという思いで送り出しました。
朝食もご馳走して。
 家人の思いとは裏腹に、その男性は、その後、1ヶ月の間に3回も
訪れたそうです。
1回目よりは2回目、2回目よりは3回目と、その行動がエスカレートし、
非礼の限りを尽くしたそうです。
他人の土地に無断に入り、三脚を構え、一日中居座ったそうです。
家人が迷惑だから止めて欲しいと言うと、わざわざM県を回って来たのだから
このまま居座ると言うのです。
何度かそんな会話をして、家人も遂に堪忍袋の緒が切れました。
「もう二度と来るな」と激怒しました。
他人の土地に無断で入り、居座る行為、これは明らかに犯罪です。

 私からも I(i)県の男性に言いたい。
人として生きてゆくうえで守るべき最低限のマナー、
そして、他人を思いやる心が、あなたには欠けています。
家人の迷惑も顧みず、自分の勝手な都合だけをしゃべり、自分の望みの
写真を撮るまで居座る図々しさ、そんなあなたに写真を撮る資格はありません。
もしも、私のホームページにアクセスして、この文面を読んだら、
「もう二度と秋田県に来るな。自分の県だけで撮りなさい」と言いたい。

※ 残念です。私のホームページ、2003年9月に、同じような内容の事が
 載せています。下のロゴをクリックしてください。
  
   秋田は、これから夏祭りが本番を迎えます。
 竿灯の他、県内各地に多くの祭りがあります。
 写真愛好家にとって、絶好の機会です。
 県南で催される U 町の盆踊り、多くの見物客・写真愛好家が訪れます。
 毎年、一瞬のシャッターチャンスを求めて、写真愛好家同士で醜いケンカが
 始まると聞いています。
 たぶん、コンテストを狙う人々でしょうか?
 そうでなければ、無意味なケンカは起こらないでしょう。
  コンテストなどで入賞する写真、その一瞬をどんな状況で撮ったかまでは
 わかりません。とても恐いと思いました。
 もしも、他人に迷惑をかけて撮った写真が入賞なんかするとしたら。

 私も写真愛好家のひとりとして、自省の念を込めて撮り続けたいと思います。
                   (2006年7月◇◇日、一部訂正・加筆)
2003年9月


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